【感想・ネタバレ】入門 たのしい植物学 植物たちが魅せるふしぎな世界のレビュー

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Posted by ブクログ 2015年01月06日

植物学の入門書。とにかく読みやすい一冊。

著者はマスコミに呼ばれることも多い研究者。そのせいか、人がどういうところに興味を持つのか、どこで理解に苦しみ引っかかるのか、それをよくわかってるのだろう、という印象を受ける本の作り。
序盤は少々俗っぽい事例を取り上げつつ読者の興味を惹き、徐々に話を深めてい...続きを読むく。
書いている内容は高校生物レベルのもので知識量を増やすという目的にはあまり適しませんが、植物関係の本を読んでどこか分かったふりになっている部分を押さえてくれている一冊なので、分野全体に見通しが付きやすくなる一冊。
高校教員との交流もあるようで、高校生向けの実験に関する記述もある。良い入門書。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

葉の吸収スペクトルと作用スペクトルのとこは自分も高校の時引っかかっていたのを思い出し、あらためて葉の光合成のメカニズムのすごさを知った。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

植物学と言うにはジャンルがかなり偏っている気がするが、読んでいて楽しい。興味を持たせると言う意味では入門なのかもしれない。実験についても色々書かれており、できれば実際に実験してみたい。

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Posted by ブクログ 2021年11月22日

葉っぱ一枚の光合成を人間の技術では再現できないことがとても印象的だった
植物は夜に背を伸ばすことをはじめて知った
トマトとじゃがいもを組み合わせたポマトが印象的だった、遺伝子組み換えは画期的な技術だから、良い方向に活かしていってほしい
また消費者の自分も正しい知識を持てるようにしたい

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Posted by ブクログ 2016年07月11日

電柱の上部に、ノウゼンカズラはどうやって芽吹いたのか。
元の株は何年も前に絶えてしまっていたのに。
赤色のレンコンを品種登録するまで、どんな過程を踏んだか。
ガラスビーズでどうやってキノコを育てるか。
こういった面白い話題が次々に上げられ、謎が解かれる。

特に面白かったのは、キノコの話。
高齢化が...続きを読む進むキノコ農家が、原木栽培をやめられない理由、しかし味がいいはずの原木栽培のキノコが高くは売れない理由など、社会的な問題から新しいキノコの栽培法が生まれていくのが読んでいて面白い。

本書の最後は遺伝子組み換えの可能性について述べている。
昔、バイオテクノロジーに脚光が当たった時、未来を支える技術として期待されていた...気がするのだが、いつの間にかあまりマスコミでも取り上げられなくなった。
当たり前の技術となったのか、意図的に看過されているのか?

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Posted by ブクログ 2015年10月29日

田中修さんの本2冊目。最近観葉植物を育て始めて「植物はすごい」を読み面白かった為、本書も読んだ。植物学について全くと言っていいほど知識はない。最初の方は知識がなくとも楽しめたが、終わりの方にちょいちょい専門用語が出てきて置いていかれた感じがしたので、もう少し解説が欲しいと感じた。田中修さんの本は楽し...続きを読むいので好きだ。他の本も読んでみる予定。

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Posted by ブクログ 2010年05月23日

[ 内容 ]
電信柱に突如咲いた美しい花々、ガラスビーズで栽培したキノコ、真っ赤な突然変異レンコンなど植物のふしぎな生態を紹介しながら植物学の基礎をたのしく解説します。
まったく新しい植物学の入門書。

[ 目次 ]
第1話 電信柱に咲く花の謎
第2話 赤色のレンコン
第3話 植物の光感覚
第4話 ...続きを読むガラスビーズでキノコを栽培
第5話 七色のプロトプラスト
第6話 遺伝子の組換え

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