【感想・ネタバレ】陽だまりの樹 手塚治虫文庫全集(1)のレビュー

あらすじ

蘭学医・手塚良仙(てづか・りょうせん)の息子良庵(りょうあん)と府中藩士の伊武谷万二郎(いぶや・まんじろう)は、美女・おせきを巡り犬猿の仲だった。そんな最中、良庵は適塾で蘭学を学ぶため、大坂へ旅立った。万二郎は、江戸を襲った大地震で、民衆を安全な場所へ誘導するという大手柄を立てる。一方、良仙は奥医師たちの激しい妨害の中、娘婿の大槻俊斎(おおつき・しゅんさい)らとともに種痘所の江戸設立に向け頑張っていた。幕末に実在した著者の曽祖父をモデルにする長編時代作品。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT326~327『陽だまりの樹』第1~2巻収録 <初出掲載>1981年4月25日号~1986年12月25日号 ビッグコミック連載

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Posted by ブクログ

ネタバレ

双鯉の章

『三百坂』
  主人公「伊武谷万次郎」登場。
  もう一人の主人公「手塚良庵」とのやり取り。

『おせき殿』
  お互いに思いを寄せる住職の娘「おせき」に惚れてる。

『鬼鉄』
  適塾への出発前に命を狙われる良庵
  それを救った伊武谷。揉め事へと発展してしまう。
  伊部谷のかたきを討つために塾生が殺気立って…
  それを止めたのは「小野鉄太郎=鬼鉄」だった。

『曾根崎新地』
  大阪について、良庵は曽根崎新地の郭に立ち寄る。
  宿として選んだ郭に十三奴がいた。
  指名した十三奴、実は盲腸で苦しんでいたが、
  外科が手を出すとお縄になってしまうので見てるだけ。
  内科医が虫の所為だと言い張るが、手遅れに。
  良庵はどうしても原因を見つけたい。
  夜になって郭を抜け出し、十三奴の安置されてる寺へ。  

『腑分け』
  良庵、役所の人に付けられて既のところでstop。
  けれども役人が腑分けOKとの事で、適塾の先輩が。
  腸を探り虫を探すがおらず、腹膜炎を起こしていた。
  荼毘に付される十三奴。

『適塾の人々』
  ようやく適塾に到着した良庵。
  一緒に腑分けをした原田氏と共に。
  個性的な奴ら。一癖ありそうな奴らばかり。
  そこで福沢諭吉と出会う。

『星鶴 豆鶴』
  適塾の大部屋の不快さに思わず郭に逃げ込む良庵。
  そこで出会ったのは声の出ない星鶴、サポートの豆鶴。
  実は、声は出る。
  一時声が出なくなる薬でからかったと・・・
  


かなり古いマンガで・・・昭和の年号が書いてある。
時代背景とか、人の繋がりとか、アニメで見た時とまた違った感覚。
細かい設定、よく解ります。

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2021年09月17日

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