【感想・ネタバレ】絡新婦の理(4)のレビュー

あらすじ

連続殺人事件・絞殺魔の杉浦は榎木津により確保された。だが、目潰し魔の平野は逃走中のまま未だに真相が見えない。二つの事件を結ぶ鍵である織作家に隠された禁忌の秘密…そして事件を裏で操る真犯人「蜘蛛」の正体。全ての謎を解き明かすべく京極堂の憑物落としが今、始まる。衝撃の完結巻!!

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ネタバレ 購入済み

尻切れとんぼになってしまった

少々物足りない終わりかたです。
原作ではプロローグが最後の台詞の続きになっているのですが、こちらの漫画版ではカットされてしまっているので原作を知らない方には多少混乱するラストになってしまっています。

雑誌連載なので仕方ないのでしょうが、画力や表現が素晴らしいだけに肝心要の部分がカットされているのが残念です。

2
2017年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絡新婦が仕掛けた糸の中、京極堂が糸のつながりを解いていくが、憑き物が落ちても仕掛けの惨劇は成就していく。
女性の権利・立場についての日本古来からのあり方を石長比売の神話の解釈や婦所婚を引き、女系社会にスポットを当てながら明かされる事件の背景には、逆にそうした設定を構想した作者の発想に驚嘆させられる。
ラスト、蜘蛛の正体は分かっても、どこか理解が及んでいない釈然としない感覚が残った。
17-46

0
2017年03月25日

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