【感想・ネタバレ】わんぱく天国のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2019年04月17日

「コロボックル」で有名な佐藤さとるの著書。第二次世界大戦前の少年時代を書いた、ファンタジーではない、自伝的な小説。小学生のころ、塾の算数の先生から貸していただいた。佐藤さとるの著書の中では最も好きな本。大人になって買い直した。

当時の子共たちが、物質的には不足し戦争の足音が近づく中、どのような遊び...続きを読むをしていたかが、生き生きと描かれている。物語の後半の山場はネタバレになるので書かないが、今読んでも、絶対に面白い。

なぜか、感想を書いていなかったのでアップ。

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Posted by ブクログ 2017年07月12日

佐藤さとるの作品の中で傑作中の傑作。
作品の中で登場する横須賀の安針塚も逸見も未だに当時のまま現状維持。読み終わってから物語の世界を散策できるのもいい!お勧め。

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Posted by ブクログ 2015年10月14日

駅前で購入。佐藤さとるさんの珍しいファンタジーらしくない児童書。いつの時代でも子供は子供だなあと実感させる本でした。それにしても土地の起伏が多いとなるとこういう遊び方も出来るんだな、とある意味羨ましい。そして遊びの内容が結構戦争に関連しているなあ…と思いました。今の子供は水雷戦隊とか言われてもわから...続きを読むないんじゃないかなあって…自分がわからないだけですが。(まあ艦これとかで知ってる子は詳しいかもしれないけど)

一郎さんや陽君とカオル君の運命を分けたのは3,4年という年の差だとしたらつらい話です。一郎君なんて社会に出たらさぞや素敵な大人になっただろうに。前に阿川弘之だったか小松左京だったかの兵隊時代のエッセイを読んだとき、同年代の優秀なヤツラが皆戦死してしまったから自分たちが物書きで食っていけるんだ、みたいな事を読んだ思い出があります。亡くなられた方の想いを背負うとかそれほど大きな話ではないだろうけれども死者の命によって生かされてるんだなあってしみじみ思いました。今の世の中は良くも悪くも死という概念から大分離れてしまっているなあとも思いました。

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