あらすじ
本邦初!これが真のオールタイム・ベストだ!日本のロック「オールタイム・ベスト」1位~100位を、著者独自の「五つの指標」と「レコードじゃんけん」で完全ランキング。5位は矢沢永吉『ゴールドラッシュ』、4位はイエロー・マジック・オーケストラ『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』、3位はザ・ブルーハーツ『ザ・ブルーハーツ』、2位はRCサクセション『ラプソディー』・・・・・・栄光の1位に輝いた名盤とは!? (講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
1970年代以降の様々なジャンルの音楽が紹介されており、新たな発見や深い見識が得られる。
後半では日本の戦後の音楽史が(多少批判的に)欧米の音楽との比較で語られ、そちらも面白く読めた。
Posted by ブクログ
確かに本邦初、しかし、ロックの定義がイマイチ。宇多田ヒカルやperfumeを入れるところにやや著者の妥協が見える。歌謡曲やポップスで類書がどんどん出れば面白いのに。
Posted by ブクログ
3.5 本当にそうかなと思う部分もあるが、総じて面白かった。はっぴいえんど1位は順当なのだろう。日本のロックは日本語との戦いであったと思います。日本語ロックも世界に支持される時代になった。
Posted by ブクログ
”僕らは容易にロックンロールの力の一端に触れることができる。手に触れたところだけを、自分のものにすることもできる。そのことによる自己変革すら、簡単に成し遂げられる。”
Posted by ブクログ
前半はランキング、後半は著者の視点からの日本のロック史という内容。
はっぴいえんどの影響が、少なくとも筆者にとっては非常に大きいことが読み取れる。オウム事件に対するポップ音楽のスタンスなど、違和感を感じる論考もあるが、基本的には楽しめた。
著者はJポップという言葉に強い違和感を持っているようだが、これには同意。