【感想・ネタバレ】魂と体、脳 計算機とドゥルーズで考える心身問題のレビュー

あらすじ

ライプニッツのモナドロジー、ベルグソン『物質と記憶』、ドゥルーズ『シネマ』『襞』……「私の発生」をめぐる思考をシミュレーションする! 本当に存在するものは何だろうか? 私の「今・ここでの体験」だろうか? それとも、他人からみた「物質としての脳」だろうか? もちろん、両方だろう。ところが、そう言った瞬間、「私の」体験と「他人からみた」脳を結ぶメカニズムが知りたくなる──ライプニッツのモナドロジー、ドゥルーズの思考を、コンピュータ・シミュレーションで展開。心身問題への新たなアプローチがはじまる! (講談社選書メチエ)

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Posted by ブクログ

鳥肌が立つこと数回。哲学に疎い私だが興奮して読めた。ただ、難解すぎるため読み進めるのは楽ではない。そして、私に理解できた(と勝手に思っている)のはおそらく1万分の1くらいだろう。この本に書かれていることが、真理なのかペテンなのか、私には、というか現代の科学ではわからない。数十年後、いやもっともっと先の時代に、21世紀はじめのまだ未熟な時代にすでにこのような考えを示した人間がいた、とか言われ、著者がその時代の教科書に載ることがあるのかもしれない。

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2014年11月27日

Posted by ブクログ

タイトルからは想像していなかった内容だった。計算式や図式を見ても素人にはよく分からないのだが、脳、魂といった問題にこんなアプローチの仕方もあるのだなと興味深く思った。

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2022年07月15日

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