【感想・ネタバレ】せんそうしないのレビュー

あらすじ

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ちょうちょと ちょうちょは せんそうしないきんぎょと きんぎょも せんそうしないくじらと くじらは せんそうしないまつのき かしのき せんそうしない谷川俊太郎の言葉で語られる戦争への思い、江頭路子の絵の透明な生命力が融合して、ひとつの世界観を作り出しています。人間の知恵はどこにあるのかを、静かに問いかける絵本。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『せんそうしない』絵本だった。
『○○と○○はせんそうしない』という文章で物語が描かれていく。その中で夏の空気と子供たちの笑い声を感じる。そして、挟まれる。

『せんそうするのは 』
という文章。なぜなのか、どんな大義名分があるのか。結果、何が起こるのかという文章が淡々と書かれて、また文章は元に戻る

『つきと ほしも せんそうしない』

淡々とリズムよく読める。最後に夜の風景になるのも素敵だなと思う。
絵も可愛くてほんわかする。
戦争のない一日を過ごして眠りたい。そんな絵本。

ごちそうさまでした。

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2025年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「せんそうしない」というシンプルな言葉の繰り返しに、強い想いを感じる。
そうだ、戦争するのは人間と人間ではない。大人と大人だ。子どもではない。
文:谷川俊太郎、絵:江頭路子

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2022年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ごはんと ぱんは せんそうしない
わいんと にほんしゅ せんそうしない
たとえ違う文化の国同士が戦争しても、文化は戦争しない、という意味かなと印象に残りました。

0
2022年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

動物同士で戦争はしない、植物同士でも戦争はしない、子どもも戦争しない。
じゃあ戦争するのは何と何なんだ?戦争するのは何でなんだ?したらどうなるんだ?
と、静かに問う絵本。

明るく楽しそうに笑って走り回る子ども達の絵のように、何気ない日常がずっと続くように、戦争しない!と大人が決めなければならない。

戦争を知るきっかけ本として子どもにも良いのかもしれないが、1つ気になったのは…
「じぶんの くにを まもる ため じぶんの こども まもる ため」というところ。
確かにそれは実際に戦闘する兵士には当てはまるかもしれないし、精神的な面でいえば国民全員がどこかしらで感じるのかもしれないけれど、戦争を始める決定をする人達には、もっと違う思惑が大きく占めているでしょう。戦争をした時点で“守る”からはかけ離れている。

これについては、とはいえ戦争は殺戮であることも書かれているけれど、“守る”ために仕方がないかのような考え方にならないように、注意が必要だと思った。

0
2025年08月13日

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