【感想・ネタバレ】観光人類学の挑戦 「新しい地球」の生き方のレビュー

あらすじ

東京・バリ・カリフォルニア……観光と移住が織りなす「越境の民族誌」。グローバル化が進行する中で、国境を越えて移動する人びとは世界全体で年間10億人に達しようとしている。東京の下町で、熱帯雨林の島で、中国の世界遺産で、それぞれに繰り広げられる文化景観はすべてリゾーム状につながり、地球はもはや境界のない大きな空間になっているのだ。本書では、ボーダレス時代の観光/移住のありようを描き出し、「一つの世界にともに生きる」とはどういうことか、人類学の新たな試みとして論じていく。(講談社選書メチエ)

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Posted by ブクログ

人の移動の様々な事例が知れてよかった。
あと、文化の資源化のあたりの話が、自分の旅行は結局それを消費させられ、満足させられているのかなあと思うともやっとする。

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2011年10月26日

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