【感想・ネタバレ】黒博物館 ゴーストアンドレディ(上)のレビュー

あらすじ

ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された"かち合い弾"と呼ばれる謎の銃弾。ある日、それを見せてほしいという老人が訪れたとき、黒衣の学芸員は知ることになる。超有名な「お嬢様」と、「もうひとり」が歴史的大事件の裏で繰り広げた、不思議な冒険と戦いを…! 藤田和日郎の19世紀英国伝奇アクション超待望の第2弾、ここに開幕!!

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匿名

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こんな酷い状況でもメンツの方が大事って人もいるんだな・・・。フローの高潔さは天使と称されるに相応しいと感じました。ここまで他者に奉仕出来るなんて本当に凄い。グレイはうしおととらのとらっぽくて好きです。

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2025年12月12日

匿名

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フローとグレイはなんとなく作者さんのうしおととらを思い出すようなコンビで、憎まれ口を叩きながらもフローが輝く瞬間が見たいグレイが可愛かったです。フローはうしおと真由子を合わせた感じかなー?

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2025年12月12日

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黒博物館シリーズゴースとアンドレディとても面白いです
劇団四季の舞台も観に行きました
購入おすすめします

#怖い #ダーク

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「人の生き様を左右するのは己の意志と覚悟」
近代看護システムを作り上げたフロレンス・ナイチンゲールを中心に、己の意志で人生を作り上げるく人の姿を描く秀作。親の反対で、看護の道に進む覚悟が揺れていたフロレンス。だがゴーストのグレイがフロレンスの覚悟を揺らしていた「生霊」を殺すことで、で自分の意志を押し通し、満足する生を全うする。グレイが、生前なし遂げられなかった祝福の「something four」をフロレンスに与え、彼女が天に召されるシーンも感動的だ。
物語が描くのは「人の生き様を妨げるものは『やめておこう』と自分を殺す心。それを押さえ込んで生きてこそ満足な人生」という熱い主張。フロレンスの場合は、グレイが殺してくれたが、多くの人は自分で押さえつけるしかないーーそんなことを痛切に感じさせる。(bookish)

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2016年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ナイチンゲールをこのように描くとは斬新。
藤田先生にしか出来ない手法だと思う。
長編作品が多い先生にとって、この作品は
まさに挑戦の連続だったように感じる。
読み始めてしまえば、目を逸らすことも
許してもらえない様な熱量がビリビリ伝わってきた。
ストーリー、キャラともに文句なく名作。

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2016年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とにかく面白い。

この上なく藤田漫画。これでもかとばかりに藤田漫画の面白さが詰め込まれてます。

剣戟のダイナミックさ、「生霊」や「幽霊」といった不思議な存在…そして何より、自らの信念と道をひたすら真っ直ぐに邁進する主人公(ヒロイン)。
そう、何よりもこのヒロイン・フロー(あえて本名は伏せますが)の強さが眩しく、熱い。「寒くてたまらない」幽霊であるグレイが惹かれていく様子と合わせて実に胸に染みます。

特に実在の人物をモデルにしているので、その行動や発言が説得力を持ち…持ち過ぎていて、逆にこれは漫画として脚色されてるんじゃないかと疑ってしまうほどw とにかくフローの姿は熱いし、強いし、そして恐ろしい。
…実際に狂気を宿して描かれてもいて、常人とは違う何かがあると感じられます。単なる聖人君子ではなく、そこに逸脱した意志があったと描写するのはかなりの勇気が必要だったのではないでしょうか。

いや、それより……裸にしちゃうってのはどうだったのかなぁ……?w

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2015年08月10日

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