あらすじ
広島への原爆投下の惨劇を克明に描いた傑作「夏の花」三部作、亡妻への痛切な思いが滲む「美しき死の岸に」ほか、壮絶な体験と苦悩を刻んだ小説群。戦後70年を経て尚鮮烈な光を放つ戦争文学の金字塔を、文芸文庫スタンダードとして新装版刊行。
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
感情タグはまだありません
Posted by ブクログ
広島の原爆がどれだけ悲惨だったか、初めて知ったように思った。作者の原民喜さんは原爆が投下された時、広島の実家のトイレにいたから死は免れた。そしてこのことを書き残さなければと決意している。生き残った家族や親戚、周囲の人と交わした言葉、克明な情景と感情が書かれているから、光景が目に浮かんできた。顔が膨れ上がって伏せて死んでいる人を抱き起こしては、妻を探して首実験する人の描写は特に胸に迫るものがあった。戦争している地域のリーダー、トランプ大統領をはじめ、全人類に読んでもらいたい本。