【感想・ネタバレ】流通王 中内功とは何者だったのかのレビュー

あらすじ

中内の生涯は、われわれ日本人に対して「無から有を生み出す者こそもっとも尊い」というメッセージを残したと言えるのではないかと私は考えている。無から有を生み出すというのは、なにも「ものづくり」にかぎった話ではあるまい。社会に新しい価値観、新しいライフスタイル、新しい社会システム、すなわち新しい社会のあり方をこの世に現出させること。中内のやったことは、まさしくこれだった。――〈「序章」より〉

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Posted by ブクログ

ダイエー帝国を一代で築き、繁栄しつつも最後は転落していった中内功の一生。

戦後日本に帰り、腹一杯美味しいご飯を食べる世の中を作るため、流通革命を志し、メーカー主導から消費者主導の価格設定を夢見たダイエーの中内功。
徹底した顧客中心主義。商売人ではなく事業家。
絶頂から転落までを詳細に密着取材した大作。

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2017年11月16日

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