【感想・ネタバレ】真珠湾〈奇襲〉論争 陰謀論・通告遅延・開戦外交のレビュー

あらすじ

「陰謀論」の系譜、検証作業の迷走。「真珠湾」は隠密奇襲作戦の成功なのか、ルーズベルトの陰謀なのか? 日本の開戦通告の歴史的遅延の犯人は誰なのか? ハル・ノートは最後通牒だったのか? 同時代人の証言からアメリカ側史料までを精査、過剰な政治的意味を負わされた「論争」ここに決着。(講談社選書メチエ)

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Posted by ブクログ

真珠湾攻撃の陰謀論に対して実際の状況を説明することで否定するもの。大統領からの親電を受け取った通信担当者の義理の子が著者。
説明は明瞭で、外交上の文書としての不備にも言及している。現地大使館の詳細は今後に期待だが、いずれにしろ日本の認識の甘さが所々に改めて目立つ。

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2022年04月24日

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