【感想・ネタバレ】会社を支配するのは誰か 日本の企業統治のレビュー

あらすじ

日本の企業風土にはびこる旧弊を乗りこえ、グローバル・スタンダードな企業統治(コーポレート・ガバナンス)を貫徹するべし──この通念は真なのか? 大企業が果たしてきた危機克服──社長解任という統治行為の実態、この国の組織が育んできた伝統、そして「お手本」とされたアメリカの事例を検証し、企業統治論のオルタナティブを探る。日本の会社を作りあげてきたもの、これから作りあげるものは、果たして何か? (講談社選書メチエ)

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Posted by ブクログ

どうも、思わず添削したくなる文章で弱った。3章の主君押込の構造の章など、全般的に内容自体はさして目新しくもない。

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2013年08月17日

Posted by ブクログ

興味深い結論ではあるが、著者にとって都合のよい情報しかピックアップしていない感が否めない点で、評価は★三つとしている。
【本書の帰結】
・株式会社を支配しているのは株主だけではない。従業員・ミドル層が取締役の解任などに実質的な役割を果たしてきた。
・株主による会社支配の模範とされるアメリカでも、フェイスブックやグーグルなどの大企業は創業家が議決権の大部分を握る形での株式発行をしており、純粋に株主による経営監視、というわけでもない。

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2012年11月23日

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