あらすじ
『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』――それは日常の退屈と喜びを描いたノンフィクション漫画の白眉である。著者の清野は、あたたかい眼差しで我々の生活を見つめ、日常に潜む「おこだわり」を抽出する。「僕は貧乏な人は格好がいいと思う」と清貧に生きる人々を賛歌したのは、劇作家の山田太一だったか。清野もまた、ツナ缶、ポテトサラダ、白湯、さけるチーズなど、ゼニのかからぬ喜びを賛歌して余りない。実にタマラン。
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Posted by ブクログ
危険です。この「おこだわり」は感染力が強すぎます。ひたすらマネしたくなります。とりあえず、ツナマヨ、さけるチーズ、コンソメパンチは即買いでした。
それぞれのこだわり
赤羽在住の漫画家が「おこだわり人」という人たちにスポットを当てて描いたエッセイ漫画の第一巻。
漫画家の清野とおるは肉体的には忙しくても精神的には退屈と感じていた。
しかしそんな中にも日常生活を楽しんでいる連中がいる事を彼は知っていた。
日常生活の中でこだわらなくてもいいことにあえてこだわりその楽しさを見出している人名付けて「おこだわり人」である。
彼らはそれらをささやかな事としておおっぴらにしていないのが清野には許せないのだった。
なのであえてそれを深堀りしてこの世を楽しく生きるヒントを得ようとおこだわり人に接触することにしたのだった。
家族が寝静まった暗い家でツナマヨを肴に酒を楽しむ男、ずっと寝ているのが好きな男が出会った理想の枕、喫茶店でストローを使い必死に飲むアイスミルクなど他人が聞いたらどうでもいいと思えることにこだわりそこに幸せを見出している人達の存在を知ってもっと自分の生活の細かい所にこだわることで見えてくる幸せがあるかもと感じた。
ツナ缶、ポテトサラダ、白湯、アイスミルク、ニトリの低反発枕、
ベランダ寝、さけるチーズ、コンソメパンチといろんなこだわりが
あって白湯とアイスミルクは分かる~ってなりました。