あらすじ
田中相最新作はバレーボール部! 部活をやる意味って? 184cmのバレーボールJK。悩める青春ド真ん中! 男まさりの女の子・武蔵の青春バレーボール漫画! 中学女子バレーボール界の頂点に立ち、名を馳せた巻田中学校エース・兼子武蔵。全中優勝インタビューでバレーを辞めると公言した彼女は心機一転、大仙高校で自由な日々を謳歌しようとしていた。しかし、身長184cmと目立つ彼女はバレー部主将・律から目をつけられ!?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
波
スポーツ漫画、といふよりは人間に焦点を当ててゐる。
表現が巧み。
波。バレーの最中に襲ひかかってくる感情のイメージ。
人物、その繊細な心遣ひ。
丁寧な描き分けもされて、すでに確立された漫画技法を感じさせる。
第1話は印象深く、主人公・武蔵の部活にたいする熱意の冷めかた。入学した高校のバレー部の思惑。駆け引き。が描かれる。
作者の漫画にたいする真摯な姿勢がすけてみえる。
Posted by ブクログ
お、面白いじゃん!デカい女子高生武蔵のバレーボールにかける青春(がこれから始まるらしい)。バレーというか「部活をやる意味」について問うというちょっと広めの題材が珍しいかも。バレーのことはよくわかんないけど、登場人物の表情がとっても素敵です。
Posted by ブクログ
「千年万年りんごの子」の田中相さんの描く王道系スポーツ漫画がこんなに面白いとは……!野生の天才少女が小さな高校バレー部に入って全国を目指す。びっくりするほど王道。「千年万年〜」の後にこれを描いているというのがすごい事だ。すぐにも2巻を読みたい。
Posted by ブクログ
田中相さんのマンガ好き。部活の意味、体罰、というキーワードは今ビビッときたので買ってみた。
そこに期待しちゃうと、ううーん。ちょっと厳しいかなぁという印象。田中さん独自の、僕を惹き付けてやまないふわっとした空気感とテーマがマッチしてない感じ。よくも悪くも「解説者」がいないんだな。体罰にフォーカスする漫画ってわりと目新しいと思うんだけど、言葉による解説を求めてしまうと厳しいね。でも安易に言葉にせず、「呪い」と表現してそれを解こうとするとか、悶々としながらでもそれを抱えていく姿が描かれるのは作者さんらしい向き合い方で好き。
スポーツ漫画らしい清々しさとかは凄くいい。主人公がなんか上手いこと言語化できない、けど修羅場はくぐっている子だから目的へ恐れずとりあえず動けるってのもとても良いポイント。
部活ってできないことを出来るようになるとか、今そこでしかプレーできない仲間との時間とか、そういうのが楽しかったよなぁ。って思い出した。
Posted by ブクログ
「千年万年りんごの子」「地上はポケットの中の庭」
田中相最新作は…バレーボール部!
部活をやる意味って? 184cmのバレーボールJK。悩める青春ド真ん中!
男まさりの女の子・武蔵の青春バレーボール漫画!
中学女子バレーボール界の頂点に立ち、名を馳せた巻田中学校のエース・兼子武蔵。全中優勝インタビューでバレーを辞めると公言した彼女は心機一転、大仙高校で自由な日々を謳歌しようとしていた。しかし、身長184cmと目立つ彼女はバレー部主将・律から目をつけられ!?
千年万年とまったく違う毛並にビックリしたけど、
これはまたこれで面白い。
2巻も期待したい。
Posted by ブクログ
全3巻。
中学時代、有名なバレー選手だった武蔵は、続ける理由がなくなったと感じて、高校ではバレーをしないつもりだったが、4人しかいないバレー部に勧誘されて…。
かつて強豪校だったが、監督の体罰でバラバラになってしまったバレー部の再生と、それぞれのなぜ部活でバレーするのかを探す物語。
超パワープレイヤーで、思ったことをすぐ口にする武蔵と、優秀な選手で優等生な先輩や仲間たちの成長を主に描いていて、試合の方はそれほど描かれていないが、青春て感じでよい。
バレーボール
将来を嘱望されたアタッカーだったが部活に意味を見出せず退部。
進学した高校のバレー部は体罰問題で再建途中。
面白くなりそうなのにう知切っぽくて残念。
田中作品初心者には向かないかも
普通に面白いですが、最終話の終わり方といい、パワフルな展開といい、玄人向きかも。
田中先生の前作、「千年万年りんごの子」のほうが描写が丁寧で、誰でも読みやすい。
そっちは万人受けする感動名作なので、
読んだことない方はそっちから読むのがいいかも。
それで私のように田中先生にハマったら、短編集や、この「武蔵」も買ってみる価値ありかなと思います。