あらすじ
ルネサンス、宗教改革を経て、市民社会の形成へ。それは中世以来、引き継がれてきたものと、近代的な要素とが複雑に絡み合い、そこから新たなものが生まれ成長してゆく"複雑にして多面的な運動"だった。新大陸発見から産業革命前夜にかけて、近代社会の形成に向かうヨーロッパの姿を再現、絶対王政の栄華の陰で苦しむ庶民の姿までもいきいきと描く。(講談社学術文庫)
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Posted by ブクログ
オスマントルコ隆盛後の宗教戦争から産業革命までの西欧史
東北欧イスラムアメリカとかにはあまりふれず
宗教改革周辺と王権の確立というあたりだけに範囲を絞っているのに
かなりなかなかあちこち雑多でいろいろ大変な印象
国別の歴史にしてしまいたくなる気持ちも大いにわかる
また多国間の関係にしても
経済とか宗教とか観点をしぼると楽になるだろうが
全体取りこぼさないことは無理でも
だいたいをさらうこともなるほど難しい