【感想・ネタバレ】仏典のことば さとりへの十二講のレビュー

あらすじ

人はなぜ迷い、悩むのか。苦しみは自分の感覚器官が生み出す欲望に執着することで起こる。万物が流転する世間では、すべてが互いにつながりをもち、支え、対立し、そして助けあって存在している。そこに「私のもの」など何もない――。仏教の基本教理を表す12のことばを通して、無限の広がりを持つ釈尊の教えを平易に説く、現代人必読の仏教入門。(講談社学術文庫)

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これはちょっと…。

2024年10月読了。

「12講」と云うタイトルで、何だか大学の授業みたいだなと何気無く購入。
今、仏教書をよく読んでるので、その勢いで読み始めたのだが…、本書は初心者にはお奨め出来ない。

『仏教』と一言で言っても、「原始仏教」「大乗仏教」「上座部仏教」「日本で分派した○○宗」、、、と、釈迦入滅後比較的早い時期に書かれたお経から、全く釈迦と関係無い(=エッセンスを活かした創作)お経まで、本当に多岐に渡っているのが実態だ。
それを、全部一緒くた(バラバラ)に引用して語られる為、読んでいて「や,や,や」と積んのめる感じになってしまい、なかなか講義内容が入ってこなかった。

引用するお経(や宗派)を、ある程度時系列にするなどにしないと、『単語レベル』でゴチャ混ぜに使って説明されても、かえって頭に入らないと云う、「解説書」としては些か残念な結果でした。時代が変われば『言葉の意味合い』も微妙に変わってくるのでは……。

#深い #タメになる #じれったい

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2024年10月11日

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