【感想・ネタバレ】理工系のための 解く!微分方程式のレビュー

あらすじ

解いてみる感覚がなぜ必要か実感できる1冊。工学系で不可欠な道具としての微分方程式を現象に即して解く!そのやり方が身につく1冊。背伸びしないでスタート、必要な時に必要なところへ再入門の使いやすさ。<内容>放射性元素の崩壊、空気抵抗を受ける物体の落下、ばねにつながれたおもりの運動、電界、直列回路、平面波の伝搬等。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

本書の目次
第1章 微分方程式解法の準備
第2章 微分方程式を解いてみよう
第3章 2階斉次線形微分方程式
第4章 2階非斉線形微分方程式
第5章 級数による解法
第6章 ラプラス変換による微分方程式の解法
第7章 偏微分方程式
参考文献
練習問題 解答

ザッと目を通すと、次のような目立つ特徴が見受けられる。
①トータル184ページの半分が練習問題の回答に割かれている。つまり、それだけ説明が丁寧である。
②内容が不足しているようだから、他書によって補うほうがよいと思う。
③「第4章 2階非斉線形微分方程式」で、さり気なく「グリーン関数による解法」が現れる。微分方程式の入門書でそういう例は少ない。
せっかくの機会だからグリーン関数に慣れておくとよいが、わからなくたって平凡な人生を送るのに影響はないだろう。

参考に、微分方程式の入門書で、グリーン関数による解法が載っている例は、
・佐野 理『キーポイント 微分方程式』(岩波書店)
・及川正行 他『Key Point & Seminar 工学基礎 微分方程式』(サイエンス社)

お終い

0
2025年10月31日

「学術・語学」ランキング