【感想・ネタバレ】この世でいちばん美しいのはだれ?のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年07月02日

初めは「女らしさ」という言葉がたくさん出てきて、ずいぶん時代遅れだと感じてしまったが、読み進めていく中で「女らしさ」を楽しむことって素敵なことだなと思った。

生まれ持った性別と、自分が思う性別は違っても良いという考え方が広まったり、男・女という性別の2択ではない世界に徐々になってきている。
そんな...続きを読む中で「男らしい」だとか「女らしい」という言葉は特別敵対視されてきた。何が○○らしいかなんて人によって違う、と。

それに、女性の社会進出が進む中で、女性同士の間でも「女らしさ」に憧れながらも、「女らしさ」を敬遠する歪な価値観が生まれてきた。
オーガニックの化粧品にこだわる人への「意識高いね〜」という言葉。
ストイックに美容に取り組んだり、美容にお金をかける人への「すごいね〜」という言葉。
私はいつもその裏の真意を想像してしまう。

「私本当おじさんぽいから」
「私サバサバしてて男っぽいから」
そう言う人の、得意気な様子は一体何なの?

女性だろうと、男性だろうと、どちらでもなかろうと、「女性らしさ」を「選んで」「楽しむ」ことはとても素敵なことだとこの本を読んで改めて思った。
女性として生まれて、所謂「女性らしく」はない生き方を選ぶのも自由。
男性が「女性らしさ」を選んで取り入れるのも自由。
そうであれば、女性が「女性らしさ」を楽しんで何が悪い。

普段謎の女性による女性らしさ蔑視に違和感を感じている人こそ、この本の最高級に上質な「女らしさ」に思い切り浸って楽しめると思う。

そして何よりも、息子さん3人がいる神崎さんが、「自分にもしも娘がいたら伝えてあげたいこと」という思いで書かれているのがとても温かかった。
アラサーになって、若い子に伝えてあげたい、と思うことが自分でも増えてきた。
そんな今だからこそより書かれていることを吸収できた気がする。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年08月26日

美しくなるためにどれだけのエネルギー(と時間、お金)をかけるかは、どれだけ美しさに自尊心を持つかなのだろう。興味を持てない人間にもエネルギーが伝わってきて、ちょっと良くなったかな。まずは、ファンデを塗ろう。

0

「暮らし・健康・美容」ランキング