【感想・ネタバレ】プーチン幻想 「ロシアの正体」と日本の危機のレビュー

あらすじ

このままでは北方領土は返ってこない! 安倍晋三首相はいま、ロシアのプーチン大統領と首脳会談を重ねて関係を深めている。経済協力を通じた友好関係を深めた先に、念願の北方領土の返還が実現するのではないか、との期待がある。しかし現在の外交手法では、北方領土が返ってくることはないだろう。日本人の大多数はロシアの正体や、プーチンという人物の本性を知らない。ロシアと国境を接するウクライナ出身の著者は、ロシアは「約束を破るために約束をする」国だという。領土クリミアを奪われた経験から日本人に警鐘を鳴らし、世にはびこる「プーチン幻想」を解消する。倉山満氏推薦! 「かつてウクライナは、世界三位の核保有国だった。しかし『非核三原則』を掲げ、あげくはクリミアをロシアに奪われた。日本在住のウクライナ人が、平和ボケ日本人に贈る警告の書。プーチンに騙されるな!」 ●目次:第1章 日本人が知らないプーチンの本性 ●第2章 ロシアは「約束を破るために約束をする」 ●第3章 ウクライナの教訓~平和ボケと友好国への盲信が悲劇を招く

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Posted by ブクログ

国際政治学者であるウクライナ人によって書かれた本で、多くの日本人が誤解しているとされるプーチンおよびロシアについて日本の立場から記述されています。これまで読んだ同テーマの本と比較し、とても説得力があるように感じました。

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2025年08月14日

Posted by ブクログ

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このように、プーチンは自国民を大量に殺すことによって権力を握った。「やむをえない場合しか暴力を使わないプーチン」や「伝統的価値、家族、国家を守る保守主義者のプーチン」というのが妄想にすぎないことは、ご理解いただけたかと思う。  今のロシアは、大量虐殺や対外謀略を実行した残酷な組織であるNKVD─KGB─FSBに延々と支配され続けて



プーチンにとっては、NATOの東方拡大は「裏切り」行為で



当然、この認識は完全に間違っている。そもそも「NATOは東へ拡大しない」という約束はどこにも存在しないし、NATOの仕組み上、発生するはずがない。プーチンを始めとするロシアの帝国主義者の妄想にすぎないが、全世界(日本を含む) にいるロシアのファンがその妄想を信じて


プーチンは言葉ではつねに西洋との協力的な関係の必要性を強調しており、西洋との相互尊重が重要だと言っている。だが、プーチン自身は西洋の価値観やルールを一切尊重していない。西洋を都合よく利用しようとしているだけだ。だから、あるときは「協力関係」を訴え、また別のときは非常に好戦的な態度を



アメリカの何十倍も国際法を破っているロシアが「自分の意思を他国に押し付けている」と言うのを聞くと、まさに「お前が言うな」と言いたく

ここ数年、とくに二〇一四年の欧州議会議員選挙以降、ヨーロッパではかつてなかった類の「右翼」勢力が出ている。国によって事情は多少異なっており、昔からあったマイナーな勢力が急に支持率が上がったという事例もあれば、全く新しくできた勢力がすぐ時流に乗った、という場合も



両国の国力を総合的に見れば、中国はロシアよりもかなり強い。ロシアは中国に依存しており、中国はかなりの程度ロシア国内に進出している。普通に考えれば、ロシアにとって恐るべき状態である。にもかかわらずなぜ、プーチンは安心して中国共産党に身を委ねるのか。  疑問に思うであろうが、答えは簡単である。それはロシアが中華秩序の一部であるかぎり、プーチン体制は安泰だからである。少なくとも、中国の手でプーチン体制が倒されることは一〇〇%ありえない。中国からすれば、プーチン体制が続く限り、ロシアは中華秩序の一部であり続ける。しかしプーチン体制が覆ったら、次の指導者は中国からの離脱を図ろうとするかもしれない。それは中国にとって厄介なことである。だから欧米陣営に寝返る恐れのないプーチンは、中国にとって安心・安全で最高なロシアの指導者なのである。それをプーチン自身もよく理解しているので、中国を恐れていない。  中国のほうもロシアを潰すつもりはないし、領土を併合するつもりもない。理由は先述したアメリカとの対立において、ロシアの国力が必要だからである。しかも今の中国は、ロシアの国力を一〇〇%利用できる状態にある。親中プーチン政権が習近平の言うことを絶対に聞くからで



ロシア人の領土執着がいかに異常か



開発できる領土が有り余るほどあってもなお、新たな領土を無限に欲しがるのだ。常識的に考えれば、クリミア半島や千島列島に固執するよりは、膨大なロシア大地の開発に力を入れたほうがよほどロシア発展のためになる。しかしロシア人の思考は違う。すでに持っている領土を未開発のまま、新たな領土拡大の夢を見ている。このような思考はロシア人が昔から持っている特徴なので、ロシアとの外交を進める上でつねに念頭に置かなければなら



日本の文化に興味があるという理由で、その人が親日になると思い込んでいる日本人は認識が甘い、と言わざるをえない。  その国の文化が好きだから、またはその国に興味があるから、という理由でその国のシンパになるとは限ら



日本のアニメを好きなことによって日本そのものを好きになり、親日になると考えるのは、先述した「お花畑思想」で



もしロシアが日本侵略をできるほどの力を身につければ、状況が変わる。もし日本侵略で利益を得られると判断すれば、ロシアは 躊躇うことなく日本を侵略するであろう。つまり、ロシアの日本に対する考え方は昔から変わっておらず、十分な国力がないだけである。この点を絶対に勘違いしてはいけない。「物理的に可能になったときに侵略を実行する」というのはロシア外交の基本であり、昔から一貫した姿勢で



安定的な発展を理想とする保守主義とは何の関係もない。プーチンの内外政策は保守主義ではなく、共産圏独裁者の振る舞いそのもので

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2023年07月18日

Posted by ブクログ

親日ウクライナ人が説く日本の危機。
今年のウクライナ侵攻の前の作だけど、プーチンの親日幻想が全くのデタラメとか中露の蜜月っぷりなどの事実がたくさん。日本の政治家も正しい認識のもとで外交を行うべき。自分の実績より国益、なぜ当たり前のことができないのか、そういう政治家を落とすことができないのか…。

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2022年07月06日

購入済み

人相が悪いと思っていました

以前からプーチンは人相が悪いと思っていました。この本を読んでその理由がよく分かりました。確かに日本の政治家でも人相の悪い人はいますが、流石に犯罪者の雰囲気が漂っているというほどではないと思います。
プーチンには気味の悪い雰囲気、例えばやくざの組長みたいな印象を受けます。この本を読むとロシアという国家自体がやくざ組織であることがわかりした。最近のウクライナの状況を見ても明らかなように、相手に隙さえあればあれば、いつでも攻めていって支配してしまえというのが本質で、まったく信頼に値しないのが、プーチンのロシアという国家だったということです。ロシアにしても中国にしても、その歴史を見るとずーっと全体主義国家だったので、いまさら民主主義に変わる国家であるというような幻想は捨てた方が良いということをこの著者は言いたいのでしょう。
プーチンが始めた戦争は始まりにすぎないと思います。今後、力による現状変更があたりまえであった昔の世界が復活する前兆なのかもしれません。
日本人だけがお花畑に住んでいられるわけではないので、全体主義国家に対して十分な備えをしなければならないというのが、ウクライナを母国とするこの著者の言いたいことだと思います。

#タメになる #怖い #ダーク

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2022年06月05日

Posted by ブクログ

2019年3月発行。
多くの警鐘が鳴らされているが、3年後、もっとひどいことになってしまった現実。
しかし、その分析が正しかったとも言える皮肉。
文章は明快でわかりやすい。

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2022年05月08日

Posted by ブクログ

タイトルを見て、思わず手に取りました。まず驚いたのが、三年前に書かれた本であることです。現在行われているロシアによるウクライナへの侵略を予言した書物になっています。ロシアは国家の謀略機関を所有しているのではなく、謀略機関の所有する国家であるとあります。ロシアという国の本質を表しています。また、プーチン政権ができた時に、FSBが、ロシアの民間のマンションを爆破し、それをチェチェン系テロリストによるテロ攻撃であると発表したということは知りませんでした。政権の基盤を強化するという目的のためなら、自国民も殺すのかと、恐怖を感じ、自分が今までプーチンに対して、本書で言われているような幻想を抱いていたことを恥ずかしくなりました。その後、キーウ解放というニュースが流れ、ひとまず良かったと思った矢先、ブチャの惨劇の報道が続いて、愕然としました。本書で語られていることが、全部裏付けられた感じです。そして、今日のウクライナが、明日の日本であることを強く感じました。ブダペスト覚書によって核保有を断念させられたウクライナと核保有していない日本は状況が似ています。その日本を、ロシア、中国、北朝鮮という三つのならず者国家が囲んでいるわけです。もはや日本国憲法第9条で日本を守れないのは明白です。今年の参議院選挙は、国防が争点のひとつになるべきです。日本の国防を真剣に考えている政治家を支持したい、お花畑の議論しかしない議員には、退場してもらうべきと考えます。プーチンの正体を知りたい人、日本の国防について考えたい人におすすめです。

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2022年04月08日

Posted by ブクログ

この本、驚くことに出版されたのは2019年。本当はこの本を読んで驚いているようでは、著者の言う「プーチン幻想」あるいは「ロシア幻想」に侵されていたことになるが。

本書はウクライナ人による、プーチン・ロシア批判の書になるので、偏りはあるかもしれないが、自分のあまりにロシアに対しての無知さ加減、地政学上の事にも理解のなかった事に呆れた次第だ。

ロシアの横暴も許し難いが、いわゆる西側もあまりに無責任な対応をウクライナに対して独立以降つづけてきたと言わざるを得ないのが、本書を読んでわかった。その結果がロシアによる今のウクライナ侵略を許してしまった事には反省をしなければならない。

今後ロシアに対してどのように向き合っていくべきかに対する示唆が本書には溢れている。まずは一人でも多くの人に本書を読んでもらいたい。その上で自分が、どう今回の侵略とロシアに対して向き合っていくかを考える必要がある。

まずはこの侵略戦争を一刻も早くやめさせなければならない。その為には世界が団結してロシアに強力なプレッシャーをかけ続ける必要がある。

プーチンがこれ以上の暴走をしないと、頭のどこかで思っている自分はまだ、「プーチン幻想」に侵されているのだろうか。

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2022年03月26日

Posted by ブクログ

まさに、幻想を抱いていたのかもしれない。

著者の世界情勢の分析力に、ただただ感嘆するしかない。国家間の物理的な距離は、そのまま注意力の集中度合いになるのだろう。日本は中韓に対して注意をはらったり脅威を感じるのに対して、それより遠い世界情勢には疎い。

不勉強ながら、歴史的にソ連の成立から崩壊、周辺国の独立と暗躍する欧米諸国の関係ははじめて知った。もちろん、プーチンとロシア人の考えもだ。

よくよく日本人はお花畑、ドングリ民族なのだと思い知らされた。日本が押し付けられたWGIP・自虐史観を捨て国家として独立するには、確固とした国家としてのあり方、戦略、覚悟が必要なのだと思い知らされた。

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2020年11月12日

Posted by ブクログ

ヨーロッパに難民が増えるのは、プーチンの利益
他国の領内に軍事用の毒ガスを撒く
ロシアの蛮行は近いうちに収まる見込みがない
プーチンに憧れる思考は愛国どころか売国
ロシア人の領土に対する執着は異常なものである。ロシアは8、9割方、いかなる領土に関する妥協にも猛反対する。しかし、侵略によって強奪した領土がロシアに併合されることにはいつも大喜びするのだ
ロシアは約束を破るために約束をする

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

安倍首相がプーチン大統領とニ十数回会談を重ね親交を深めて?きたというより、途中から絶望しか感じられなくなってきた。もっとも最初から危ないなとの印象は拭えなかった。
それに鈴木宗男代議士が盛んにエールを送っていたことも、見逃せない。
安倍さんは性格が真っすぐ過ぎて危うかった。途中から路線変更すべきだったのに、これまでの路線を立場上変えられなかったというべきだろう。
この本の作者は若いが、ウクライナが置かれている現状をよく捉え、日本の危うさを熱っぽく語っている。ただ、この本はプーチンロシアがまだウクライナに侵攻する前に書かれたものであり、作者は今どう思っているだろうか。

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

「北方領土返還」と「北方領土問題の解決」は全く違う。北方領土は「返ってくる」のではなく、「取り返す」「返還させる」
この本はウクライナ侵攻前に出たものだが、いずれ侵攻をすると予感しているかのようだ。

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2022年11月27日

Posted by ブクログ

今のロシアは、大量虐殺や対外暴力を実行した残虐な組織であるNKVD-KGB-FASBに延々と支配され続けている。つまりロシアは「国家の謀略機関」を所有しているのではなく、「暴力機関の所有する国家」なのだ。(p34)

西洋には歴史に学ばないという習性がある。また、恩を売ったら味方になると言う理屈は、大体似た価値観を持つ国同士にのみ通じるものなのである。(p61)

ロシアとの真の友好関係はありえない。ロシアは完全に追従する国としか友好を築かないからだ。そして友好のふりをするが、必要になればそれを平気で裏切る。ロシアの「約束を破るために約束をする」と言う外交の原則を忘れてはいけない。(p148)


[メモ]
ラヴレンチー・ベリア
NKVD-KGB-FSB

リトビネンコ
ポロニウム210

セルゲイ・スクリパリ(イギリス元スパイ)
ノビチョク

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2022年05月06日

Posted by ブクログ

日本人が一般的にロシアのプーチン大統領に抱いている「親日である」「反中である」「ナショナリストである」といった幻想を破壊する一冊(著者はウクライナ人の国際政治学者のグレンコ・アンドリーさん)。ロシアのプーチン体制が立ちあがった経緯~プーチン外交・内政まで、日本ではあまり知られていない内容が解説される。ウクライナとロシアの関係についても書かれていたが、2014年のロシアのクリミア侵攻前のウクライナの状況が、今の日本に酷似しているのが怖い。昨今のロシア・ウクライナ情勢を深く知りたい人にもオススメ。

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2022年04月13日

Posted by ブクログ

ウクライナ情勢を理解するために読んだ。ウクライナ侵攻が始まって明かになったのはロシアに幻想を抱いている日本人=単にロシアに知り合いがいるだけかもしれないが多くいて、明かな侵略行為にも関わらずウクライナに非があるかのようにいう人たちの多さ。それは右にも左にもいて(左が圧倒的に多いけれど)それぞれ思惑はあるんだろうけど、ちょっと待ってくれよと言いたくなる。
そんな中、著者はウクライナ出身ということもあり、当然反プーチンなわけだけれど、ソ連の前からソ連崩壊後、そして現在の中露の関係も含め幅広く理解することができる良本だと思う。そこまで偏っているとも思わなかったし。
しかし、ロシアの酷さはある意味想定はしていたものの、それとは別に米英のやってきたことは本当にひどく世界をただ混乱に陥れているだけという思いを持った。第二次大戦時のソ連支援はまあナチスという共通の敵を倒すためなので仕方ない面はあるにせよ、ソ連崩壊時は完全にロシアに肩入れし常任理事国入りをロシアに認め、ウクライナから核を廃棄・移設させ、自由・民主主義・人権を重視する西側に入りたがっていたウクライナやジョージアを軽視するというやり方。そして今回も早々にウクライナへの軍事支援は行わないと宣言してしまうアメリカ大統領。
最後に著者が述べているように味方といえども完全に信じてはならず、要求すべきことは要求し、いざとなれば裏切られる可能性も視野に入れて行動すべきというのはまさにその通りで、日本は対米自立とまではいかなくても自力である程度防衛・抑止できる状況を作っておく必要があるのだという思いを持った。
なお、一般向けの本なので引用文献は割愛しているということだが、そこは載せて欲しかった。その点は残念。

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2022年03月12日

Posted by ブクログ

日本人が持っているプーチン像が虚像に満ちている事を順序立てて説明してあり、説得力があります。また日本とロシアとの付き合い方など参考になる内容です。

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2020年01月19日

Posted by ブクログ

最後まで面白く読めました。
特にロシア、ウクライナのソ連崩壊周辺の歴史に関しては、ウクライナ側からの目線で語る媒介はないので興味深かったです。
もし他の本では主観的な歴史がもっと書いてあるなら、ぜひ読みたいです、

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2022年08月17日

Posted by ブクログ

うーん。

確かにテレビで見るプーチンの姿に、騙されていた気はする。
もともとロシアは油断できないとは思っていたが、それは、ソビエトが崩壊した時に、ある程度は緩和されたと思っていたが。

なぜ日本に攻めてこないのか。

ただそれは今だけの問題で、国力とか状況の問題だけ。プーチンだけでなく、かの戦争について、日本はとことん悪として教育されている。

なんつか。

なんでうちの国の周りってそんなのばっかりなんだろう。

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2020年06月15日

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