【感想・ネタバレ】平成史のレビュー

あらすじ

〈平成〉は後世どのように総括されるか。天皇自らが示した象徴天皇の役割、バブル崩壊後の経済停滞、大震災、オウム事件……。昭和との因果関係も含め平成の歴史的意味を考察する。

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Posted by ブクログ

【三十年一刻のごとし】約30年に及んだ平成という一つの時代を、政治や経済、社会や皇室といった多様な側面から分析した作品です。著者は、昭和史研究により菊池寛賞を受賞している保阪正康。

日本近代史の大家とも言える著者の作品ということもあり、時に昭和と比較をしながら進めていく平成論はお見事の一言。教科書的な知識を身につけることとは一味違う、時代の通奏低音とは何だったのかを考える上で有益な作品です。

〜昭和を因とし、平成を果として多様な光景が生みだされていると言ってもいい。平成史はこの二つを回転軸として回っているとの言い方もできるであろう。〜

こういう作品は類書をまとめて読むと比較ができて面白い☆5つ

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2019年04月08日

Posted by ブクログ

平成の歴史について簡単に勉強する必要があり、何冊かを読むことにしたうちの1冊。
「平成史」という題名から、平成時代を通じての日本の出来事・歴史の紹介と、全体を貫く流れみたいなものの解説を予想していたが、内容は予想とはずいぶんと異なった。
平成に起こった出来事や平成に活躍した人物等についての、筆者の個人的な感想や解釈等を綴ったものであり、歴史についての本という感想は持てなかった。内容自体は、面白いことも書いているが、私が期待していたものとは違った。

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2022年10月04日

Posted by ブクログ

うーむ
新書のページ数の制限もあるけど
これで平成史かなぁ
昭和の人の平成史だよなぁ
冷静な記述なのに政治批判になると変なスイッチはいってそうだったり
平成生まれの人だともっとぜんぜん違う平成史だろうな

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2020年02月17日

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