あらすじ
伸びる企業・廃れる企業の違いはどこにある? 合併・統合・再編をつづける企業閥の因縁とは?
日本の財閥の中から15を選択。創業者の生い立ちから、中興の祖の知られざる逸話をはじめ、各財閥の現在までの変遷をコンパクトにまとめる。サラリーマンの営業ツールとして、また就活生にも役立つ1 冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日本の財閥の変遷を理解したいときに簡単に参照できる良書。通読も良いが、一つ一つ気になったトピックをつまみ食いしながら読むということもできるので、お手軽。
Posted by ブクログ
中には聞きなれない財閥名も出てきますが
関わっている企業を見ると
へぇっ!!と思えるはずです。
そして系譜を見ると驚く人がちらほら出てきます。
まあ、有名人の方で(離婚)なんて書かれていた人が
1名いらっしゃいましたが(笑)
(誰かは実際に手に取って確かめてね!!)
なんだかんだで財閥につながる企業は
結構な規模のものだったり
複数の糸で結ばれていて
なるほどな、と思えるものばかりでした。
Posted by ブクログ
最近、近代史の著作を多く読んでいるので、非常に身近に感じられ、そして勉強になる。ビジネスマンとして知っておきたい(知らなかった)歴史が多いことを痛感した。鈴木や日産が一時は三井・三菱を凌ぐ勢いがあったにも関わらず、今や財閥としての認識は薄いことから栄枯盛衰を切に感じる。
Posted by ブクログ
財閥の栄枯盛衰を知るには良い本であった。
しかし、世界大戦後の政治改革について知っていなければわからない内容が多かった。
政治改革について勉強してから再読してみると良いかもしれない。
Posted by ブクログ
日本の大手とのネットワークでビジネスにレバレッジかけて拡大させていきたいなら、政治力つけたいなら、一読の価値はある。これらの大組織の連携と大金の流れが日本経済の土台を形成してきたからだ。大海の魚が遠くまで旅をしたいなら、潮の流れについて知っておくにこしたことはない。
ただ、インターネットの影響がこれだけ増し続ける現代でも大組織と大資本の論理がそのまま通用するのか?と聞かれると、正直わからない。
この本で紹介されている背景は、ロイヤル・ダッチ・シェルの「New Lens Scenarios」で説かれる「マウンテンズ・シナリオ」の論理であり、この他に大衆の力で社会が動く「オーシャンズ・シナリオ」が対峙しつつ、また新たにSDGsのような環境保全やサスティナビリティと言った地球規模の全体最適から行動目標を共有して「マウンテンズ派」と「オーシャンズ派」が協力する「スカイ・シナリオ」も進行している。これらのイデオロギーがどう影響しあっていくのか?という問いに僕は回答できないが、日本のかつての本流について、その背景を知っておくにはこの本は最適だ。
Posted by ブクログ
パンフレット的な内容。短いけどよくまとまっていると思う。図は見づらい。もう少し他の財閥との繋がりがわかりやすく表記してあればなお良かった。
「大阪府伊丹市」でちょっと信憑性が揺らぐ。
あとがきで急にストレートな実績自慢してきて面食らった。