あらすじ
人間の皇女バレンティナは腹違いの兄に死を望まれ、魔族の森に放置される。魔族に食われて死ぬと思ってのことだ。死を覚悟したバレンティナであったが、魔族に救われ、魔王の城にて丁重なもてなしを受ける。一方、魔族の王であるイシュラードはバレンティナを一目見て恋に落ちてしまった。彼女こそが次なる魔王を産み落とせる“ツガイ”だと確信。想いが猛るばかりにバレンティナにキスし卒倒させてしまうものの、それでも贈り物や愛の囁きに必死。さらに生を受けて以降初めてあの部分がざわめき、驚く始末。果敢に愛を告白するもなぜだか通じなくて空回ってばかり。バレンティナを想うあまり爆裂暴走するイシュラードの愛の行方は!?
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匿名
面白いー!
ヒーローのキャラが良かった。チートでイケメンヒーローなのに残念な部分もあって可愛かったし面白かった。初めからわかりやすい溺愛ぶりなのもツボです。200年も生きてて生まれて初めて欲情した相手がヒロインというのも良い!周りも可愛い。ヒロインに可愛がられる為にわざと人語を話さず獣のフリをするとか。ドロドロ展開もなく話も短めで読みやすかった。ここ一番のお気に入り作品です!表紙の二人が美男美女なので挿し絵も欲しかった!
魔王様が可愛すぎる!
生まれて初めて恋をする魔王様が初々しくて可愛くて仕方なかったです。空回りしながら愛情を伝えようと頑張るけどなかなか伝わらなくて最終的に真っ直ぐに想いを告げるヒーローにキュンキュンしました!
そして聖女の様に心が綺麗なヒロインだったからこそ全てを受け止めて考え悩みながらもヒーローと共に歩む未来を選べたんだろうなぁ。
2人の幸せの先が見たいです。
可愛すぎるヒーロー
魔王様の初恋が可愛すぎる!ヒロインにを振り向かせたくてあれやこれやと奮闘します!
こんなに溺愛されたらヒロインも幸せだよねーってほのぼのとした気持ちになれる一冊です。
聖女×魔王
聖女のような皇女に感情なく淡々と生きてきた魔王が一目ぼれするところからスタート。
結婚に至るまでのストーリー。
コミカルに魔王のアプローチがえがかれ、とても読みやすい。
逆に言えば、物語に深みはない。
魔王の求愛がひたすらかわいい。
物語的には幼い感じなので、あまりエロくないし、おイタシーンや障害もないから
それを好むか嫌うかは好みが分かれるかも。
己の無知を認め理解しようと努める聡明なヒロイン。
魔王という稀有な存在ながら乙女のように可愛らしいヒーロー。
心根の美しい者同士のやり取りに癒やしを感じ、それぞれの高い矜持に感嘆の念を覚える。
人間と魔族の共存。
その未来も見てみたい。