あらすじ
◆本書は、性的マイノリティの総称として使われる「LGBT」の基礎知識から、企業が社内外で取り組むべきことまで、丁寧に解説しています。事例も豊富で、いま知っておくべきことを網羅しています。
◆著者はLGBTに関わるシンクタンク代表として、CSR領域からマーケティング領域まで幅広くサポートしています。
◆企業の取り組みを交えて解説することで、具体的なイメージを持つことができます。LGBTの方の立場にたって、アクションがとれるようになります。
◆会社で人事・労務の仕事をしている人はもちろん、マネジャーや一般の人まで、最低限知っておきたい内容を余すことなくカバーしています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
森永さんのセミナーに出たことがきっかけで、手に取った。セミナーの内容を振り返り、気づきが多かった1冊となった。
特にLGBTの方の割合が、AB型とほぼ同じ割合だというのがAB型の私には興味深かった。
かつて、私は身の回りにLGBTの人間はいないと思い込んでいた。仲の良い同僚が私に打ち明けたのは、一緒に働いて1年半ほど経過してからだった。自分の思い込みから醸し出す雰囲気で、打ち明けづらくて苦しめていたら申し訳ないと思った。
無意識のうちに人を傷つけないヒントが、この本にはあった。折に触れて読み返したい。
Posted by ブクログ
これまでの流れから適切な対応まで幅広に説明あり、おおいに有益。
特に、整えるべきはカミングアウトしやすいことではなく、カミングアウトしなくとも苦痛のないことというのは、指摘されなければ気づけなかったように思う。