【感想・ネタバレ】データテック XMLルネサンスによる最強のデータ戦略のレビュー

あらすじ

あらゆる企業や組織の中で価値あるデータが、新しい時代のために十分に活用されないまま大量に眠っている。さまざまな情報システムの中枢をなすRDBに保管されてきたデータはもちろん、日常使われるワープロやPDFの文書、ネットのWebページなどのデータもそれぞれの目的に応じて囲い込まれていると言っていい。これらを解放してAIやブロックチェーンで活用できた者は、第4次産業革命の勝者となる。そのためにはデータの生成から変換、管理、流通までのプロセス全体を円滑に回すことのできる、デジタル時代にふさわしい新しい「データサイクル」を実現することが欠かせない。その鍵は、AIなどの機械がそのまま理解することのできるデータの形式を採用することにある。そこで今、オープンな国際標準に基づくXMLデータ形式による低コストで柔軟なシステム作りが、あらためて注目されている。本書が提唱する革新的なXML自動変換技術によって、企業や組織は最強のデータ戦略を手に入れることができる。

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Posted by ブクログ

データ基盤構築に関わる業務を担当する中で、リレーショナルデータベース(RDB)の限界を感じ始めたため、本書を手に取ってみた。著者はXMLによるデータ蓄積や自動変換技術をデータ駆動型社会の実現のための要素技術として紹介している。言われていることはなんとなく理解はできるが、XMLそのものに対する理解が浅いため腹落ち感は今一つ。XMLについてもう少し勉強してから改めて読み返してみたい。

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2022年08月12日

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