あらすじ
コトラー、ドラッガーの理論を現場で活かす!
「一回の顧客を一生の顧客に」――豊富な日本企業の事例をもとに、人気コンサルタントが、顧客をつかむ独自のノウハウを体系的に解説。
いかに顧客のニーズをとらえ、売れる商品・サービスを提供するか。経営の死命を制するマーケティングの実践を解説。偉大な経営学者・ドラッカーやマーケティングの大家・コトラーの理論などを基礎に、経営の現場で使えるノウハウを提供します。
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Posted by ブクログ
ドラッカーは「マーケティングとイノベーションだけが成果を生む。その他の機能はみなコストだけしか生まない」と言う。
本書はマーケティングの5P(product,price,place,promotion,partner)そして、QPS(quality,price,service)と言う基本となる考え方に加えて、日本の企業の事例も扱う。
加茂水族館のクラゲの展示、スーパーホテルのサービスと稼働率、銀座の伊東屋の文房具の展示についての話も良かったです。
ユーザーに顧客、得意客、そして最終的にパートナーとして企業、またはブランドを共に支えてもらう。企業が保身に走った時点で、ユーザーに見放される。顧客との関係作りは小さなSTEPを少しずつ踏む必要があるけど、信用を失うときは本当に一瞬なのだと思いました。