あらすじ
最強の転生魔術師が異世界で無双する! 200年前の真実、それはとても残酷なものだった…。明らかになるアヤネの謎とカインの真の目的。全ての因縁にケリをつけるため二人との決戦に臨むアベル。深い絆で結ばれていたかつての仲間との悲しき戦い、その先に待っているのは!? そして、劣等眼の最強魔術師が出した答えとは!? 完全無欠な最強魔術師の王道学園ファンタジー第16巻!
...続きを読む感情タグBEST3
全巻購入してしまった
全編を通じて、色々惜しい作品。
まず、絵がやや微妙。
キャラの顔はかわいいが、体格など細かいところがヘタというか、適当。
ストーリーはなかなか楽しかったが、ツメの甘さも多々感じる。
文明設定も適当で、なんでもアリ感が強かったし。
(エレベーターやロボットなどもあるのに、列車はSL風とか)
そして、後半は鬼滅の刃や呪術廻戦の影響を強く感じる事も多かった。
原作者は本作と並行して「王立魔法学園の最下生~」を書いており、内容的にも被る要素が多く、最後はそちらに注力する為かかなり駆け足で終わった感もある。
12巻くらいまでの話の広げ方と、その後4巻での収束のバランスが明らかにあっていないしね。
ただ、主要キャラ5人の掛け合いなどは楽しく、ツマラナイ作品ではなかったと言える。
「名作」ではないけれど、全巻購入して後悔はしていない。
そう考えると、個人的には好きな作品であったと思う。