あらすじ
穏やかな海辺の町、千葉の館山にひっそりと建つ紅茶専門の喫茶店『Tea Room 渚』。店を営む“夫婦”には、4つのルールがある。
1.互いの部屋には入らない。
2.共同生活に関わることは一人で判断しない。
3.本当の夫婦でないことは他言しない。
4.どちらか一方の申し出で、いつでも関係を解消できる。
神経質で毒舌な秀二と、社交的で明るいあやめ。訳あって偽装夫婦となった二人のもとを訪れるのは、困った事情を持つお客さんばかりで……。
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Posted by ブクログ
ほっこり系。
主人公2人の雰囲気がとてもよくて読みやすかったです。
館山素敵ですねぇ。
いつか行きたい。
店長さん、眼鏡イケメンで素敵。
そして御曹司フラグでしたね。
お兄ちゃんとおかあさん、今後どう関わってくるのでしょう。気になるところ。
ニセモノはホンモノになれるのかな???
Posted by ブクログ
紅茶専門店の物語と聞いて、紅茶好きとしてつい手に取っちゃいました。
偽物夫婦が何だかんだ口喧嘩しながらも、心通わせていったり、お客様との縁を結んでみたり。
登場する紅茶がどれも美味しそうで、香りまでこちらに伝わってくるようでした。
秀二さんの家族側とはある程度和解はできたのでよかったですが、偽物夫婦は「家族」と称するようにはなりましたが、結局まだ偽物のまま。
できたら、この二人がちゃんと正式に「家族」になるところまで見たかったです。
偽物のまま紅茶の香りに包まれた日々が続いていくのもまた面白いかもしれませんが。
それにしても、秀二さんの機械オンチぶりはかなりやばい。
あやめさんが来るまでどう生活してたのか、地味に気になります。