【感想・ネタバレ】思いつきで世界は進む ──「遠い地平、低い視点」で考えた50のことのレビュー

あらすじ

「あんな時代もあったよね」と懐かしんで振り返ることができないここ数年の怒濤の展開。国会でも巷でも、まともな議論はなりたたないし、小難しいことを言われると、言ってくる相手に怒りを覚えるような輩だらけ。さらには、世界も日本も、バカが偉くなってしまい、それに疑問をもつことにも麻痺しちゃっている今日この頃。そんな世の中に起きた日常の変化から世界的な事象までを見渡した時評集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

筑摩書房のPR誌に掲載された時評集
2014年7月から50回分

ニュースなんか見ていてちんまりしてしまう事象について「ああ、そんなもんか」と思わせてくれる
知性っていいな、と思う

橋本治、最高
この方が亡くなられたのは本当に惜しまれる

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2020年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

橋本治先生の「知」のあり方、世界を見る視点は勉強になる。読み手に考えさせることで、自分がさも考えているような錯覚になるけど、これは橋本先生に誘導されとるのだろうな――と思ったりする。

0
2020年05月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世間のニュースに鋭い切り口で疑問を投げかけています。
タイトルの通りバカを恥じないようになってしまっては成長できないことになるのでしょう。
平成という時代を区切りに亡くなられたあたりは、本人が仰った通り、自ら体現したことになってしまいましたね。
まだまだ生きて書いてほしかったです。

0
2020年10月31日

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