あらすじ
落合陽一氏、賞賛! 「語りながら手を動かし、走りながら問題を見つける時代のライフスタイルを象徴する一冊。」いま、メディアでもっとも注目される「ロボット界の若き鬼才」が初めて語る人間とメカが高度に融合し、リアルとネットの境界線が消える、来るべき未来の全容とは? ガラケーからスマートフォン、そしてウェアラブル端末へ……加速し続けるテクノロジーの発展と、従来の価値観が逆転する社会では、〈体が資本〉の時代が終焉し、〈心が資本〉の時代が到来する! 分身ロボットOriHime(オリヒメ)、視線入力装置OriHime-eyeをはじめ、テクノロジーの力で人間の「できる」を拡張し続けている稀代の天才が、わかりやすいメッセージで読者をアップデートする。 ●自分の肉体をシェアする ●これからの時代を生き抜く6つのストラテジー ●「できない」こそ武器に変わる ●未来のアルバイト「イタコ」 ●逆年功序列社会の到来 ●ムラ社会2.0 ●万能評価主義から適材適所主義へ ●コミュニケーション非ネイティブのための超簡単な会話の極意 ●仕事はドラクエ化する ●死をカジュアルに語る
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Posted by ブクログ
・世の中はいまも辛くて楽しいし、未来もきっと辛くて楽しい。いまを楽しめないならその障害を取り除くツールは私がつくる。未来は一緒に楽しもう。
・後悔よりも教訓を、同情よりも共感を、苦しい話ではなく、希望を遺せ。
Posted by ブクログ
「孤独は消せる。」も良かったが、こちらも未来に希望が持てるわくわくの書。
高齢化で若者にはいい時代が訪れそうだ。
「できない」がソリューションを生む
コミュニティは一つではない⇒自由に行き来すればいい
アウトプットに役立つインプットを探す⇒インプットのモチベーションが下がらない
周りからばかにされるのは新しいことだから
若者に弟子入りする
仕事⇒人の役に立つ、社会の役に立つ⇒生きがい
人は誰かのためならば、積極的になれる
誰もが、被介護者であり、介護者。ボディシェアリングという考え。
寝たきりの人が、ロボットで目の見えない人の目になるなど。
バリアフリーマップWheeLog!
Posted by ブクログ
もともと好きな会社だったが、最近のAIの進化や、現職で人手不足による労働市場の課題に直面する中で、「これからはフィジカルAIの時代が来る!」と感じて読んだ一冊。
遠隔でロボットを通じて誰かに何かをしてあげる、そんな体験が、これから数年で一気に浸透していくという話に強く惹かれた。
中でも、「将来自分の介護を自分でできるようになるかもしれない」という発想には痺れた。
老化によって“できたことができなくなる”ことは避けられないけれど、歳を重ねるほどにテクノロジーの力で“できなかったことができる”ようになる、そんな未来が広がっていくとしたら、とてもワクワクするし、人生はもっと楽しくなると思う!
Posted by ブクログ
19年23冊目。7.5/10点
面白かった!最初はテクノロジーってより自己啓発のような印象がしてイマイチな感じで読み進めたが後半は普通に面白い。
著者のメッセージは明快で「コミュニケーションの充実にテクノロジーを」というスタンスで、これは合理的で賛同できる。
ホリエモンがしばしば言っている「堀江ボット」のようなものをオリィ氏は既に行っている。多少コンセプトは違うかもしれないが…。
このテクノロジーの何が凄いかと言えば、健常者ならば色々な物事を効率的に進められるかもしれないし、障害者は希望を拡げる事ができるという事。今までの介護などとは違う次元で。
共感できる部分として、著者のコミュ障は割とガチな領域のようで、「ちょっと苦手」という次元ではなかった模様。だからこそ、そこから考え抜かれたコミュニケーションのアドバイスは他のコミュニケーション本より考え抜かれている。
お勧めの良書。