あらすじ
専業主婦が姿を消し、共働きがスタンダードになりつつある日本社会。しかし、女性にとって働きやすい会社は本当に少ない。そんな中、どんな観点で会社を選ぶか? 長く働き続けるためにどう立ち回るか? 見通す力と、知って欲しい現実を、「雇用のカリスマ」が伝授する。
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Posted by ブクログ
私の実感ととてもよくマッチしている。単線複線複々線のたとえと資格じゃ食えない論も、父ちゃんに24時間育児体験をしてもらえも、本当にその通り!でもねえ、これからの方がよくなるのかどうかは分からない。
201812再読。うーん。やっぱりよくなったのかなあ。わからない。
Posted by ブクログ
日経ウーマンにありがちな内容かと思ったら、切り口が新鮮で学びが多かった。
‐女性が働きやすい職場の選び方と、生き抜き方
‐女性の集中しがちな職場: 4R
HR, PR, IR, CR (Customer Relation)
6R: + Reception, Secretary
7R: + Research
- 女性登用が成功している大企業のロールモデルは
段階によって変化する。
第1段階:スーパーウーマン
第2段階:体育会系女子
第3段階:一般女性
企業も段階によってモードチェンジが必要、
例えば、スーパーウーマンや肉食系女子をロールモデルに設定すると
「家庭との両立」ではなく「家庭を捨てる」方向の福利厚生が充実してしまう。
(ベビーシッターやハウスキーピング)
‐採用後3年のまっさらな時期に、男女公平に仕事を与え、同じように怒られて
成長する機会をもつことが、男女差を生まないポイントになる。
‐新人時代に女性に現場経験を積ませ、育児時代は4Rの本社機能の仕事を
させれば、現場も本社もわかる人材になる。
ずっと4Rでしか仕事できないと、本人も周囲も不幸。
‐40代での出産が言われているほど難しくはない
Posted by ブクログ
著者読みしている方の一人
一連の雇用関連の最後にやりたいことがあると書いておられましたが、女子向けにも書いてくれるとは。
理想論でなく現実的。先を見据える上で読んでおいて損はないと思います。
バリキャリ・ハピキャリ 4R カツマ―のようなスーパーウーマンから体育会系女子ネーミングされるとイメージも湧きやすいですね。
個人的に看護師の仕事をしないとすれば「できる事務」ってのにあこがれるかも~
男性も二段階滑り台のキャリア(全員総合職じゃなくってある年齢で選択できる)を勧めてるけど、女子は滑り台を上がったり登ったりができるようになったらいいな。
最初は総合職で働いて出産後の復帰数年は職域社員、ある程度したらまた総合職に戻るってのはあるといいな~の制度。あるいは一般職で工場・営業所の事務で働いて産後復帰数年は本社の事務をやるってのも貢献度の高い働き方ですね。
まあ私の場合子供がいるので第5章をじっくり読んだんだけどアベノミクス見習ってほしいわ。