【感想・ネタバレ】一〇三歳、ひとりで生きる作法 老いたら老いたで、まんざらでもないのレビュー

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Posted by ブクログ 2022年02月20日

「読み終わった」で登録するところを「いま読んでる」に登録していたことに気がついたので、あらためてこのレビューを書いている。

その間、2021年3月1日に、著者の篠田桃紅氏は107歳でお亡くなりになった。出勤時の車の中、ラジオのニュースで聞いたのを覚えている。

私は著者の半分も生きてはいないが、東...続きを読む京より変化の遅い田舎で育ったこともあってか、昔の人の生活や考え方には、懐かしいと思うところもあった。一方で、もちろん、知らないこと、よい意味で世代間ギャップを感じるところも多く、日本の文化の変遷や日常生活を考える上での刺激となった。

同じシリーズの「一〇三歳になってわかったこと」「一〇五歳、死ねないのも困るのよ」と同じく、読み終わると父に贈った。私より世代が近い分、共感するところも多いようだった。

その父も、奇しくも篠田氏の亡くなった3日後に他界。もうすぐ一周忌である。

全く個人的な話だが、そうした思い出も含め、忘れられない本である。

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