あらすじ
営業がデジタル化するのは、「顧客がデジタル化」しているから。
はやりに流されない、真のデジタル改革手法を解説!
ここ数年、「デジタル化」「デジタルトランスフォーメーション」が話題になっています。
「うちの営業でもデジタルツールを導入するぞ! 」とご検討中のみなさま、
ひょっとして以下のようにお考えではないでしょうか。
1.いまの営業スタイルにあわせたシステムを探すことが大切だ
2.同業他社の導入事例が豊富にあるシステムを選んだほうが間違いはない
3.とにかく担当者に入力を習慣づけることが大切だ
4.結果の数字ではなく、営業プロセスをマネジメントすることが生産性向上につながる
5.データを蓄積すれば、そのうちいいことがあるはずだ
6.ウェブマーケティングはできることから始めるべき
7.デジタル改革について考えたり学習したりするのは、デジタルになじんでいる現場(特に若手)の仕事だ
いかがでしょうか。
実はこうした考え方の中に、デジタル改革を失敗に導くワナが隠されているのです。
それはなぜなのか。どうすれば正しく実践できるのか。
本書では、具体的に、わかりやすく解説しました。
カタカナ用語が驚くほど少ない、「地に足のついた」入門書です。
【営業デジタル改革とは】
本書で解説する営業デジタル改革とは、
デジタルツールを導入し、営業活動の生産性を飛躍的に向上させる取り組みのこと。
以前から導入されてきたSFAやCRMはもちろんのこと、
MA(マーケティング・オートメーション)やAIなどの最新ツールを有効活用し、
効果的・効率的に売上・利益拡大を狙う取り組みです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
営業改革をするには、自社の「n年後の営業」はどうなっていたいかを考えること。
そのための大事なポイントは、「顧客からどう言われる存在になるか」ということ。
これらを全社で考え共有し活動しないと、デジタルツールを導入しても意味がないことがわかった。
Posted by ブクログ
コロナ禍で急速に営業DX化が問われるようになってきたが、本書籍はそんなコロナ禍の前に、DXとは言わずに、営業デジタルという言葉で地に足ついた論を展開している。最新ツールに振り回されるのではなく、営業が将来どうあるべきかをまずは見極めて、そこにツールなどの手段を合わせていくことが重要。また、営業の変化は顧客の購買変化に合わせることが重要で、となると、顧客のデジタルによる購買行動の変化をまずは把握することが重要であるという論。全体的に概念論ではなく、地に足ついた営業現場の雰囲気を感じられるので、営業DXに取り組む前の下知識としての書籍としておすすめの一冊。
Posted by ブクログ
AI MA SFAなどの頭文字をとった言葉が流行であるが、巻末にも書かれているが、いつの時代もその時代に合った相手への届け方があるんだと言うことが理解できた。 今からでも遅くは無い!