【感想・ネタバレ】双血の墓碑銘のレビュー

あらすじ

幕末。日本に開国を迫ったのは吸血鬼だった。

1853年。日本は“吸血鬼”が支配する欧米諸国によって開国を迫られ、激動の時代を迎えていた――。元・新選組隊士の隼人は、仲間の裏切りによって命を落としかける。そこに偶然現れたのは、「自らに関する記憶」がない吸血種の少女・柩。隼人は「人間であることを捨ててでも復讐を果たす」ことを誓い、彼女の眷属となることを選んだ。
時を同じくして、欧米からは歴戦の英雄たちが柩を追って集結していた。彼らはそれぞれの特性を活かした“墓碑銘(エピタフ)”と呼ばれる血塗られた異能を操り、隼人と柩を追い詰める。さらに二人の前には、沖田総司やジョン・万次郎などのクセ者が次々登場し、物語は思わぬ方向に転がり始める……。隼人は復讐を果たすことができるのか? 柩はいったい何者なのか? 血沸き血踊る幕末維新奇譚、ここに開幕!!

※「ガ報」付き!

※特別カラーちらし「ゲキ推し!!ガガガラブコメ ラインアップ」付き

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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Posted by ブクログ

歴史を舞台にした、正確には幕末を舞台に吸血鬼と異能モノをミックスしたバトルアクション小説。

歴史モノの魅力の一つとして、歴史上の偉人とオリジナルキャラとの掛け合いがあると思う。
本作では吸血鬼という存在が公のモノとして扱われている世界観なので、ファンタジーじみた怪物と幕末の偉人たちが戦うのは『Fate』『ドリフターズ』など近年使い古された手法だがそれでも尚ロマンを感じる。

異能バトルで大事なのは能力を駆使した駆け引きだがそこもバッチリ。

あと、歴史上の偉人の性別が、性格が、文化が...という事をラノベや漫画でいちいち気にして突っ掛けるのは野暮なモノだろう。

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2021年12月17日

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