あらすじ
累計100万部突破「八咫烏シリーズ」のベストセラー作家・阿部智里が、構想3年、満を持して書き下ろした最新長編小説。
平成と昭和、二つの時代で起こった不可解な事件。真相を求めて近づこうとする者たちを嘲笑うかのように謎は深まり、ほの暗い闇がひたひたと迫りくる。運命に導かれるようにしてたどり着いた先に待ち受けるのは、光明か絶望か。
鬼才・阿部智里の圧倒的な筆力と壮大なスケール感で、ジャンルをクロスして描く渾身作!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
途中からほぼ話は見えた。それでも追及課程はそれなりだったんだけど、最後がなぁ。結局見え続けるよ、遺伝も続くよで終わりかい。後味がわるいでしょ、それじゃ。女の子産んじゃだめってことになっちゃうよねぇ。この作者の話は、烏もそうだけど、後味がいまいちなのよね。途中は面白いのに。
Posted by ブクログ
八咫烏シリーズの阿部さん。
シリーズとはまた違ったカンジ。 ホラー??
現代と昭和を行き来しテンポも早くてあっという間に引き込まれました。
どちらの時代でもイイところでストップしたり、気になって気になって一気に読んじゃいました。
最終章の前で一旦お風呂に入って冷静に考えてみる(笑)
何となく繋がりは見えたものの、原因というかオチが全く予想つかず最終章に突入。
うーん、そうか。。
何となく残念というか・・ 結構盛り上がっただけに『仕方ない』と割り切るしかない結末が何とも・・ うーん・・
戦争から無事に帰還しても残る心の闇。
読みながら久々に色々考えてしまい、没頭しました。
阿部さんの書く物語、やっぱり引き込む力はものすごいなぁ♪ なかなかおもしろかったです^^
Posted by ブクログ
どういうふうに終わるのだろう と読み進めた
果たして真相にまで辿り着くのか
謎のまま付き合っていくしか無いのか
人によっては兄達の抱擁でラストを描く人もいるだろうから 妹の叫びになるほど と
そして母のラストの行動は 荒療治だったのだろうか
『真相と思わしきものがわかったところで 結局 諦めるしかないのだと言われてしまったら それは ちっともさつきの救いになどならなかった』
Posted by ブクログ
2つの時間軸の話が交互に語られ、最終的に交わる構成が面白かったです。
ホラーが苦手な人にはちょっと怖いかも。ホラー要素だけじゃなくて、精神的なプレッシャーも強いです。
読み終わってからもたまに思い出してゾワっとするようなお話しでした。
Posted by ブクログ
現実世界のホラー。
終わり方が雑というか、確かに現実ならそうするしかないのかもしれないが、少し残念だった。
風景や状況の描写が綺麗で、展開もよく、引き込まれた。