あらすじ
これまで書かれなかったトヨタ生産方式を裏で支える「トヨタの企業文化」を解明。「相互信頼」をベースにした徹底した議論が、終わりなきカイゼンの原動力であった。現場の生の声を吸い上げてきた著者だからわかる「トヨタの話し合い」の実態とノウハウをわかりやすく解き明かす。日々成長する企業の秘密ついに明らかに。
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Posted by ブクログ
「トヨタの〇〇」といった著書は非常に多いです。
トヨタで成果を出した社員が、どのようにトヨタをレビューするかは、時代や市場にの変化によって表現に変化が見えるように感じています。
その意味では、TPSや、カイゼンなどの単語の解釈や運用については、時代と共に変化、進化をしているのだと思います。(概念は不変としても)
印象に残ったのは、
「現場を尊重し、お互いがリスペクトし合う姿勢」
豊田英二前社長の「書面としては、無効になっても、約束は約束ではないか」の言葉でした。
多くが参考にして、思想として定着をしていると思われるビジネスモデルですが、「民主主義」的であるからこそ、「権威主義」的な経営者、リーダーから見たらどう映るのでしょうか?
なかなか理想どおりに実現するのが難しい面も感じています。