【感想・ネタバレ】だめなら逃げてみる 自分を休める225の言葉のレビュー

あらすじ

【逃げだすこと、あきらめること、嘘をつくことがあっても良い、それが習慣にならなければ】 他人はほっとく、悪意に近づかない、自分に気を遣う。距離を置くだけで生きるのがラクになる! あなたが幸せになれる場所はそこだけじゃない。心にスッと溶け込むやさしい言葉、思わずハッとさせられる本質を突く言葉など225のメッセージを厳選収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2019年4月、小池さんが亡くなった。どこで出会ったのかわからない。ツイッターはフォローしていた。逃げて惑って弱っていた時に流れてきた穏やかな言葉に救われたのだ。

『「曖昧な態度や言葉」は、トラブルの元になる。はっきりと言い切ってしまうと相手を失望させてしまうという気遣いや、やさしさからくるものでも、結局はそのあいまいさが相手に希望を持たせてしまい、いい結果には終わらない。はっきりとした態度というのは、冷たく見えるときもあるけれど「誠実」だ。』
2018年5月にツイートされた言葉だ。私はそれに初めて返信していた。反応を期待してではなかった。
密かに心掛けていることがある。人の好意を断る時はなるべく冷たく。それが私なりの誠実な行動だった。いっそのこと恨んでくれた方がその人のためになるだろう、そんな勝手な期待を持って。偽善と傲慢だ。しかし変えることはしなかった。そんな信条と一致していた。
けれど今思い返せば、私はまだまだ「曖昧な態度や言葉」が身に染みてしまっているようだ。仕事をしているとき、社会生活の中では下手にへらへら笑って誤魔化してしまう癖がついている。馬鹿にされても、けなされても、へらへら。嫌なものは嫌だとはっきり言い切れなければ、相手に誤解を与えてしまう。こいつは喜んでいるんだ、と。誠実への道はかくも困難だ。だからこそ小池さんは心に留めていたんだろう、そして、ツイッターという道具を使って警告してくれていた。

小池さんの言葉には疲れ切っていた私にそっと寄り添ってくれた。都落ちした私に、御年82歳とは思えない柔軟な考え方と、情緒高い言葉選びに、ただただ感服し、尊敬している。
はっきり言って小池さんの作品は恐らくひとつも読んだことはない。辛うじてわかるのは「子連れ狼」が時代劇でやってたよな、くらいの認識だ。それでもツイッターという現代の道具を駆使して、こうして思慮深い人物と巡り合えた幸運を、心に留めておきたい。

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2019年07月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

だめなら逃げてみるとは?
「逃げること」は悪いことではなく自分を守るための1つの手段

なぜ逃げてもいいのか?
逃げて自分を休めることは絶対に
必要だから

どのように自分を休めることができるか?
"不安と悩み" "自分自身" "人との繋がり" "思考と行動" "生きる" "前に進む" "幸せ"の7つをテーマにシンプルで簡単なことだけど大切なことで、自分のペースで自分らしく生きるための言葉達によって自分を休めることが出来る

Twitterのフォロワー数91万人超、数々の名言を残された小池一夫さんの一つ一つの言葉に心を動かされる。私が1番深いな〜と思った言葉は「自分が楽しむことに、自分の人生がある。だけど、人を楽しませることが、最も自分を楽しませる。」エステの仕事をしている私にとってはすごく納得できる言葉。

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2020年03月01日

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