【感想・ネタバレ】神楽坂愛里の実験ノート2~リケジョの帰郷と七不思議~のレビュー

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Posted by ブクログ

幼なじみ圭太登場。1巻から名前が出ていたのでそんな気がしていたけど、やっぱり結構いいやつだった。ミスコンの話はなぁ…。トリックは賢いけど頭悪い動機だなぁ。

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2021年05月21日

Posted by ブクログ

【感想】
・世界の雰囲気的には死体が発生しないミステリって感じやけど殺人があるのには違和感。もっとゆるーくリケジョのキャラクタ小説&その世界の紹介小説にしてもいいような気が。ミステリ成分はストーリー進行のために入れる程度で。

【一行目】
 東京郊外にあるその白い外壁のマンションは、十一月の寒空に押し潰されるようにしてそびえていた。

【内容】
・故郷からやってきた幼馴染みの圭太を案内していた学祭で颯太の友人が出していた豚汁の屋台で食中毒。人為的なものを感じた愛里は調査を始める。
・停電で実験できなくなった愛里は父のケガ見舞いも兼ねて故郷の村に帰ることになったがなぜか付いてきた颯太とレイア。七不思議は妙に現在にリンクしているので思われているより新しいのではなかろうかと思われる。

▼簡単なメモ(一巻目からの累積)

【愛里/あいり】神楽坂愛里。主人公。東央大学大学院農学研究科修士一年。ノーベル賞を目指している。何よりも努力をした経験が大事だと思っているが自分に足りないのは運だとも感じている今日この頃だった。清楚なタイプの美人。北陸の比久羅間村(ひくらまむら)出身。
【秋山稔/あきやま・みのり】福豊颯太の同期。農学部が所有している群馬の山に住み込み研究している。
【アリサ】富士見アリサ。学祭のミスコンに参加した。歌が上手い。文学部。
【碓氷伝助】圭太の父の兄。隣町のお役人。村には珍しい小綺麗な格好をしている。実質的な村長。
【LC/MS/MS(えるしーますます)】質量分析器。分子の重さを測る。一台一億円くらいする。颯太の吐瀉物を分析するのに使われた。
【小倉楓/おぐら・かえで】愛里と同期の修士一年。小柄でかわいくアイドルのようなアヒル口。
【甲斐重雄/かい・しげお】動物棟の責任者である初老の教授。厳しいので有名。
【神楽坂愛里/かぐらざか・あいり】→愛里
【神楽坂清彦】愛里の父。
【神楽坂万里江】愛里の母。
【クリーンベンチ】無菌を保ち雑菌の侵入を防ぐ細胞実験従事者にとってはなくてはならない装置。
【グリーンレジデンス藤原】神楽坂愛里が暮らすワンルームマンション。五階建て。東京郊外にある。家賃は五万五千円。
【圭太】碓氷圭太。愛里の親が結婚相手としてすすめている男。二桁の計算もできないらしい。愛里を憎からず想っているようではあるがなぜか颯太を応援してくれるいいヤツ。
【坂井直人/さかい・なおと】竜崎恵美の恋人。東央大学理学部生物科四年。
【笹島誠治/ささじま・せいじ】愛里が所属する研究室の助教。37歳、子どもが生まれたばかり。
【澤田康介/さわだ・こうすけ】愛里と同期の修士一年。身長180cmのさわやかイケメン。筋トレやランニングが趣味。
【須藤研究室】愛里や颯太が所属する研究室。主の須藤先生はまだ出てこない。
【颯太/そうた】福豊颯太。東央大学四年。愛里に惹かれているもよう。不幸を呼ぶ男。事件を呼ぶワトソン。不幸体質というのは別の面で見れば好運体質でもある。その程度ですんでよかったねとかその不幸なできごとがあったからより致命的な他の不幸を回避できたのかもしれないとか。
【鶴岡】警官。
【遠崎留美/とおざき・るみ】坂井直人の隣室に引っ越してきた女性。
【東央大学】愛里の通う大学。日本でも有数のステータスを誇る。
【トモキ】文学部二年。イベントにイノチをかけている?
【林原和明/はやしばら・かずあき】颯太の同期で四年。テニスが人生の中心にあり腕前は国体級。解剖が上手い。
【比久羅間村】愛里の故郷。人口三百人に満たない小さな村。過疎化が進む。トンネルができるまでは陸の孤島で要塞のような感じ。名前も大層やしなにかいわれがあるのかもね。余所者が村の食べ物を食べると呪われるとか七不思議とかをを持つ。神楽坂家は屋敷と呼べる家に住まう。土地が広いのでそれが標準なんだとか。
【風評被害】愛里はそれまでの努力を無にしてしまう風評被害が嫌い。
【福豊颯太/ふくとよ・そうた】→颯太
【マウス】ハツカネズミ由来の小型実験動物。
【牧野三郎】溝内の同僚記者。比久羅間村の取材に出て行方不明になった。
【ミキ】江口ミキ。学祭のミスコンに参加した。工学部二年生。フラッシュ暗算を披露。
【結城】刑事。
【溝内渡/みぞうち・わたる】北中新聞社会部の記者。三十六歳。比久羅間村の取材に来ていた。なんかはっきりしない感じの態度。
【ヨウコ】日下部ヨウコ。学祭のミスコンに参加した。妖艶な雰囲気。ダンスが得意。薬学部三年。
【ラット】ドブネズミ由来の実験動物。とてもかわいい。
【ラボホテル】お泊まりができるくらい生活設備が整っているラボのこと。
【竜崎恵美】愛里の数少ない友人の一人。農学部ではなく理学部修士一年。きらびやかな美人。109が素数なのを喜ぶ愛里を「キモい」と言う。
【レイア】清水レイア。東央大学経済学部一年生。学祭のミスコンに参加した。別格の美しさとオーラ。将来はテレビの仕事を目指している。とある事件をきっかけに愛里に懐いてしまい「お姉さま」と呼びたいが却下されている。レギュラーになりそう? 事件に巻き込まれやすそうなタイプなので後にひどい目に遭わなければいいのだが?
【ロータリーエバポレーター】不要な溶媒を気化するのに使われる蒸留装置。颯太の吐瀉物を分析するのに使われた。

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2021年03月06日

Posted by ブクログ

相変わらず、どんな頭の作りをしているのか分からない愛里。でも前巻よりも周りのことを見ていたり、他の人のことを考えていたりするかも。と思った。颯太を始め、幼馴染みの圭太や後輩のレイアなど味方も増えて、戸惑いつつも結構楽しそうに見える。かなり気になる終わり方をしたけれど、今の愛里なら頑張れるかも。と思えた。

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2019年10月22日

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