【感想・ネタバレ】ニュートンに消された男 ロバート・フックのレビュー

あらすじ

抹殺されたもう一人の天才。
その業績と実像に迫る!!

「フックの法則」に細胞の「発見」。いまも教科書で誰もが名前を目にする科学者であり、17世紀に時代の寵児として活躍した男、フック。
しかし、彼の肖像画は一枚も残されていない。それは、死後にニュートンが彼を学界から消していったからだ。
なぜニュートンの論敵となったのか? 彼はどんな生涯を送り、どのような研究をしていたのか?
抹殺されたもう一人の天才、その業績と実像に迫る!!
大佛次郎賞を受賞した本格科学評伝。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

生物の教科書に細胞を”cell”と呼んだ人として必ず出てくるロバート・フック。
そして、物理学では「フックの法則」の発見者として登場する。
しかし、肖像画も無く、あまりよく知られていない。
彼の生涯や科学への貢献について、フックの研究者だからこそ記すことのできる、貴重な内容が詰まった一冊。

0
2020年11月20日

KKN

購入済み

ニュートン、フックの時代の科学

フックのことを良く知らないので、知りたいと思って買ったのだが、この本は一般的に言うフックの伝記ではない。彼の育ちとか家族とかは余り書かれていない。しかし、フックの業績が詳しく紹介されているので、フックの科学的伝記と言える。故にフックの科学的業績に興味がある人にはお勧めの本と言える。それだけではない。特にフックとニュートンの時代の科学界のことが詳しく書かれているのでその時代に興味がある人間には是非勧めたい。

0
2020年07月21日

「学術・語学」ランキング