【感想・ネタバレ】天狗にさらわれた少年 抄訳仙境異聞のレビュー

あらすじ

江戸時代の国学者・平田篤胤が出会った寅吉少年は、「天狗の国に行った」と語る。天狗界の生き物、文字、乗り物、まじない……驚くほど詳細な、異界の文化とは? やさしい現代語訳で江戸の大騒動が蘇る!

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読みやすいです。

平田篤胤の仙境異聞は、
岩波文庫、八幡書店から出ており、山雅房から解説が出ています。
電子書籍で、アウトラインがつかめ、読みやすいので、面白いです。
ここから、岩波文庫でも読んでみると、面白くなると思います。ありがとうございます。

#タメになる

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2021年05月20日

Posted by ブクログ

江戸時代に天狗にさらわれた少年、寅吉との問答録
太陽フレアについての話をしたと思えば、民間宗教や知識を踏まえた回答をするといった虚言癖と片付けるにはあまりに博識でリアルな寅吉の話は興味深い
かと思えば神様は「人間はお願いするだけだからいいよな」と言っている等クスリとする話も!

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2024年05月21日

Posted by ブクログ

仙境の世界と現世を行き来するという「寅吉」の話。
元々、寅吉に聞いた話を平田篤胤(ひらたあつたね)が書き留めたものなので、
全てがフィクションではないというところが面白いところ。

寅吉は今でいう霊能者のようなことも言っていて、
昔と常識は違えど、そういう人に対する周りの反応は今とさほど変わりがないんだなぁと、読んでいて思った。

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2019年04月11日

Posted by ブクログ

天狗と山で暮らしていた少年「寅吉」から、平田篤胤が聞き取った伝聞録。
知識人が真面目に仙境を信じ、解き明かそうとしていたのだから、江戸時代って面白い時代だなーと思います。

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2020年08月16日

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