あらすじ
試験に成功する人と失敗する人の差は一体どこにあるのか。30年間、予備校や大学で指導してきた著者が、数え切れないほどの受験生を観察した結果みえたこととは? 勉強法を示しつつ、難関に立ち向かうことの意味をも考える。ベストセラー『「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法』の著者にして、医学部・ロースクール受験指導のプロが語る、「難関突破」の方法・技術。
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大学が求める本質論
何故この3者が選ばれたのかの根拠は乏しい気がするが、恐らくどれも難関ということなのだろう。難しい試験に合格するために必要な能力について少々書かれているが偏りはある。
例えば東大であれば、数学、英語の話が多く含まれていた方が良いと思った。後期総合科目とか言うのは今はもう無い試験なので、この試験を通じて大学側が何を見ているかという本質論になってしまっている。受験生である僕のような者にはあとで必要になる話である。医師国家試験合格の勉強の話は面白かった。がむしゃらにやり続けることの重要性は身にしみた。
Posted by ブクログ
世の中をナメたりせずに、当たり前のことを当たり前にする。
そして、精神的にタフであること。
「頭の良さ」は決して与えられたものとは限らず、
努力によって勝ち得ることもできるもの。
結局は、才能に甘えず、一歩一歩きちんと歩んでいける人間が強いのかもしれない。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
試験に成功する人と失敗する人の差は一体どこにあるのか。
30年間、予備校や大学で指導してきた著者が、数え切れないほどの受験生を観察した結果みえたこととは?
勉強法を示しつつ、難関に立ち向かうことの意味をも考える。
ベストセラー『「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法』の著者にして、医学部・ロースクール受験指導のプロが語る、「難関突破」の方法・技術。
[ 目次 ]
序章 難関に立ち向かうということ
第1章 医者になれる人はここが違う―勝者の方法論1
第2章 弁護士になれる人はここが違う―勝者の方法論2
第3章 合格する人の共通点
第4章 難関大学に受かる人はここが違う―大学受験の場合1
第5章 東大に受かる人はここが違う―大学受験の場合2
第6章 なんのための難関突破か―これからの日本を背負う人たちへ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
タイトルと内容がけっこう違う気がする。思考法というよりは勉強法。でも、勉強法に終始してなくて学問に対する心構えみたいなとこまで言及していて内容としては悪くない。論理的だし分かりやすい。勉強法も実際おれがやってたのと重なるのも多かった。
著者の昔の苦労話みたいなの(D論たいへんでした的な話)も他の人が書いたら自慢調になりがちなのに謙虚な感じがしてすごい好感が持てる。学問を極めようという態度のあらわれなんだろか。
ただ、全体を通して文系の人のことが中心になっていたので理系の人の事にもぜひ触れて欲しい。東大入試の後期試験を取り上げるなら前期試験ももっと触れればいいのに。この人だけで書けないなら共著とかでも面白いと思う。