あらすじ
「鬱は俺に言いたいことがあってずっと居たんだ!」 鬱病を克服した軌跡の物語。
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Posted by ブクログ
ここ半年で自分自身の中で気づいた変化と全く同じ過程を主人公が辿っていてマジでそれなと思った。本心を虐待し続けると自分が何か分からなくなるし人は簡単に心を病む。
Posted by ブクログ
本心を虐待しない。話を聞いてあげる。
本心を大切に尊重してあげる。
気持ちと事実は違う。
本心は、過去も未来もどうでもよくて今にしか興味がない。それを尊重する。
本心をじっくり聞いたろう。
Posted by ブクログ
Twitterで全話読んだのだが、書籍になっているのを知り購入。
鬱と20年くらい付き合って、克服した話。漫画にすると伝わりやすく、重苦しすぎなくて良いなあ。
「鬱は自分が起こしている」「不快がある状態を改善しないのは自分に対する虐待」は衝撃だった。
「自分なんかいいんだ」と仕事などを優先で自分を後回しにする人に伝えたい。自分も昔そうだったけど。
Posted by ブクログ
これはTwitterで紹介されて読んでぜひ紙媒体で読みたいと思った本。
鬱の正体、鬱との付き合いかた、認知行動療法など。
鬱の仕組みについてこれほど分かりやすく、しかも具体的に書かれたものを読んだことがなかった。
パートナーのあーちゃんの論理的な対処法に感心したし、洋介は鬱を治さない決心をしているってのもふに落ちた。
ムスメに読ませたら案の定、一気に読んで「面白かった」と。
鬱病の理解に役立つかも
フィクションとの事でしたが、家庭のDVから始まる内容に興味を持ちました。絵の内容は、さらりと書かれていることも読み進めるのに抵抗が有りません。エピソードの流れも無理無く登場人物も少なくて分かりやすいです。後半アドラー心理学わ認知療法など知識が無いと分かり辛いかもしれません。ただ、「僕」の視点で書かれていますから説明はあの程度でしょうか。この人の「鬱病」こんな風でこんな風に解決出来たんだと、少しホッとしする作品です。
Posted by ブクログ
鬱病のこと、克服したことを漫画でわかりやすく書いてある
これ実はすごい本なのでは?
アドラー心理学、自己虐待
私は鬱病にはまだなった事ないけど、自己虐待を日常的に行っていて、自己評価低めるプログラム実行中なのだということが分かった
そういう自分を言い訳にしてるんだろうか?
少し考えて時間をおいてまた読んでみたい。
Posted by ブクログ
何気なく読んでみた本。こんなに泣くとは思わなかった。悩みがいつまでも消えず、モヤモヤしてる状態から抜け出せるんじゃないかと希望を与えてくれる本だった。
Posted by ブクログ
すごくインパクトある。
どこまで事実かはわからないけど、うつを治すための試行錯誤のあれこれはなるほど感。NLPは、うまく行けば認知の歪みを変えられるいいものだとは思う。
Posted by ブクログ
数年前に読んだことがあり、この本をきっかけに催眠療法を試したのを思い出しました。
主人公は催眠療法に行って、子どもの頃の情景を見て幼い自分を愛おしいと思い、「自分が大好きという気持ちで包まれる」という経験をします。ですが、私は残念ながらうまくいかなかったです。
催眠療法では、目を閉じてリラックスして催眠を受けた状態で「何が見えますか?」など視覚をメインに誘導されます。
私は小説とか読んでも情景が浮かばないタイプなので、主人公のように夢やイメージの中みたいな世界が広がることもなく、相性が悪かったみたいです。
もし本書を読んで催眠療法を受けたいなと思った方で、私と似ていて情景を思い浮かべるのが苦手な場合、うまくいかないかもしれません。
そして、この本の後半では主人公がうつを克服する様子が具体的に書かれているのですが、よくよく読み直すと抽象的なんですよね。
思い切って要約すると、催眠療法で自分を大好きだという気持ちに目覚めて、それがきっかけて自己虐待に気付き辞めようとする、というのが克服方法なんだと思います。
ですが⋯、それってうつになって長くて、病気の勉強を真摯にして向き合っている人はすでに通った道なんですよ。
それでも克服が難しいんです。
というか「無条件で自分が愛おしい」という感覚を掴むのが難しいんです。
それさえできれば道が開けるのだと思うし、その感覚を身につける、気づくために、世の中には催眠療法以外にもいろんな心理療法や精神療法があるんだと思います。
そして、自分を愛おしいと思えるパラダイムシフトを起こせる方法が人それぞれ異なるから、うつを治す方法が画一的にならず、いろんな克服体験談が語られるのかなと思いました。
最後に「うつが治らない人は治さないと自分で決めている」という言い方に傷つく人がいるのではないか、そこがちょっと気になりました。
この本も克服方法のひとつを紹介しているだけで、私は全員が同じ方法で治るのではないと思います。
ずっとうつで闘病している人が本書を読んで治らなくても、自分が駄目なんだと思わないでほしいです。
また他の方法を探して試して、自分は頑張ってるなぁって労って、そうしていれば少しずつ前進していますから。気長にいきましょう。
Posted by ブクログ
鬱病や自殺について理解したくてそんな本をたくさん読んでる中で出会った1冊。いわゆる毒親に育てられ、鬱病になり自殺を図り、そこから鬱病を克服するまでの話。主人公は表情もあまり変わらないし、死のうとしてもある意味あっけらかんとしているが、どこか内面に静かに沸き起こる闘志とか熱みたいなものがたしかにある。自殺しようとしたことがきっかけで「一度死んだようなもんだし」と立ち直るところがすごく前向きでいいと思う。タッチや描き方は全然違うのに、田中圭一の「うつヌケ」に登場するキャラクター化された鬱病と似ているキャラが出てくるのが興味深い。これと「うつヌケ」の2冊を読めば充分な気もする。