あらすじ
アネハヅルの国の一つ「氷晶国」の若き王・雲英は、ある目的のため身分を隠し、ヒマラヤを越える「渡り」に生まれて初めて参加した。群れを指揮する隊長は、アネハヅルには珍しい漆黒の髪と翼を持つ天青。自分は優秀だと信じていた雲英に対し、天青は「チビ」「飛ぶのが下手」と容赦がない。プライドを傷つけられ反発する雲英だったが、野営や集団生活に慣れない自分をいつも当然のように助けてくれるのは天青で……。絵歩先生の口絵・挿絵も収録。
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凄く良かったです!
雲英の天青への恋心を自覚してからゆっくりと育っていく様子がとてもいいです。
雲英は自身の立場と目的故に天青への想いを閉じ込めようとしますが、あと少しだけでいいからと残りの旅を生涯の思い出にしようとします。
エッチは少なめですが、気持ちを押し込めて相手の幸せを願う姿にキュンキュンさせられました。
問題解決後にすぐくっつかないとこもいい。
アネハヅル、調べて動画まで見てしまいましたがロマンを感じますね〜!後日談があればいいのに!
おもしろかったです
渡り鳥をモチーフにしたストーリーで
攻めは過去に陰がある渡りのリーダー、受けは政略によって虐げられている王。
ヒマラヤを越える渡りを中心に
政治的策略をからめながら、丁寧に描かれた恋愛が素晴らしい構成でした。
受けが騙されているようで、それを見込んでの政略にもシビれましたし、そんな受けを二重で騙していた攻めにもシビれました。
素直な受け
最初は、生意気で
負けん気の強い受けなのかと思ってましたが
凄く素直で純真で可愛かったです。
2人とも結ばれるまで
長い時間かかりますが良かった