【感想・ネタバレ】導国の魔術師 -BRAVE&CHICKEN- 2巻のレビュー

あらすじ

【最強の中間管理職、今日も孤軍奮闘。】
勇者を輩出する国の中間管理職であるアボット・オズワルドの目的は、勇者一行が魔王軍を打ち滅ぼすこと……ではなく、拮抗した戦力を保ち、戦いに決着をつけさせないことだった。しかし、勇者一行が冒険を始めた最初の街で魔王と交戦してしまう。圧倒的な戦力差にすぐに決着がつくと思いきや、奇跡が起こるーー。厭戦知略ファンタジー、“RPGの常識”を守り抜く第2巻!!
(C)2019 Saizou Harawata (C)2019 Masashi Suzuki

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Posted by ブクログ

 独自の世界観の中、魔王と勇者の対決を、操る魔術師の物語。
 絶妙なバランスで対決しなければならない中、ゼルドラ先生がパワーバランスを破壊する魔法を開発し披露してしまうあたりの事件。
 両陣営の軍師の役割を持つ二人が、相手の存在を知ることなく、相手の手の内を探り合い、仕掛けていく流れは、定番ではあるが至高。
 安定した究極。

 ヤングガンガンで読んでいるので、復習的に読んだ単行本ではある。
 そういう意味では、おまけ漫画とか解説とかが少なく、ちょっぴり残念。
 作画担当の作家が、長めの文章で語っているのに対し、原作担当は文章畑であろうと思われるのに、二行の完結過ぎるあいさつなのが、逆に印象に残った。

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2019年08月27日

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