【感想・ネタバレ】親が老いていくのレビュー

あらすじ

突然の入院、認知症、介護。
その日から生活は一変しました。

自分より先に、親はどんどん年老いていく。
誰も避けられないこの現実を描く、
オールカラー・コミックエッセイ。

地元を離れて暮らしていた著者のもとに、
父親がくも膜下出血で倒れたという突然の報せが届く。
激しく動揺するが、手術は成功しその後無事退院。

しかし徐々に父親の様子がおかしくなっていく。
かつての父親像からの変貌に、家族は動揺を隠せない。
認知症、介護と問題が山積していくなか、
お互いに募っていく焦りやいらだち…。
だがあるきっかけにより、
改めて両親への感謝の気持ちが芽生えてくる。

できることが増えていくのを見守るのが子育てなら、
できないことが増えていくのを見守るのが介護なんだ。
介護は育ててくれたことへの恩返しなんだ。

涙と戸惑いの日々を越えて、
確かな希望に向かうまでの小さな記録。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

ネタバレ 購入済み

親が老いていく

こちらの親御さんは、非常によくできた親御さんです。
大変優秀なお父様で、絶対に子供を虐待などしないタイプです。
さらに、家計もお父様がしっかり管理されており、理想の父親といえます。

優秀で、優しくて、とても頼りになるお父様が、認知症になられ、作者である一人娘が大変戸惑うという内容です。
尊敬していた父が、認知症になり、「立派な父にはもう出会えないのだ」と作者はたびたび絶望します。

最後まで読みました。お父様が施設に入られるところで話は終わっています。
お父様は、家族を理解しており、認知症の最終段階ではないです。

■本当に深刻な認知症の対策はどうするか?(徘徊や暴力など)
■親子仲がうまく行っていない場合の認知症対策
■介護するものがおらず、資金もない。かなり途方に暮れている人の対応策

などを期待されている方は、読んでも参考にならないかもしれません。

0
2019年01月04日

「女性マンガ」ランキング