【感想・ネタバレ】ビタミンC点滴と断糖療法でガンが消える!のレビュー

あらすじ

テレビでおなじみの西脇俊二先生
専門医も「納得できる治療法」と絶賛!!

この治療法は副作用がなく、驚くべき効果が出ています。

本書は奇跡ではなく、現実の治療結果です!!

◆余命3か月の女性が5か月の治療で転移ガンが消えた!
◆週1回の点滴と断糖で末期の胃がんがほぼ消滅!
◆下咽頭がんで声帯を取らず「遠距離治療」で完治!
◆初期卵巣がんがたった29回のビタミンC点滴で消えた!
◆上顎洞がんが2か月半で3分の1に縮小!
◆胃がん全摘出後、再発の女性がたった2か月でがん消失!
◆末期胆嚢がんの男性、9か月の断糖と点滴で縮小!
◆半年間、週1回の点滴で右乳がんが消えた!

西脇俊二(にしわき・しゅんじ)
医師。ハタイクリニック院長。弘前大学医学部卒業。
1991年、国立国際医療センター精神科。
92年、国立精神・神経センター精神保健研究所研究員。
96年、国立秩父学園医務課医長。
大石記念病院、皆藤病院勤務を経て、
2009年、ハタイクリニック院長就任。
10年、European University Viadrina非常勤講師。
テレビ出演やドラマ、映画の医療監修でも活躍。
『ハードワークでも疲れないカラダを作る糖質制限2.0』(KADOKAWA)
など著書多数。

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Posted by ブクログ

ガンに関心のある人にはとてもいい本だと思う。高濃度ビタミンCが効果があるという話は聞いていたが、それに断糖を組み合わせることで効果が強まることは知らなかった。この手の本への批判によくある、科学的根拠がないとかエビデンスがないと言う話に対しては、著者の言う「治れば何でもいいじゃないか」という反応で充分だと思う。明らかに現代医学には限界があるので、他の方法を試す信じるのもおかしくないと思う。一方、この本でももっと症例を紹介するべき。治らないケースやガンのタイプ別の効果、これまでの症例数など客観的なことが書かれていないと、まるで万能な話に聞こえて、この治療法が民間療法のような怪しい感じが強まるという逆効果になると思う。新書なので、編集の都合でそういう情報は割愛されたのかもしれないが。

更に、アーユルベーダの話が出てくるが、全く科学的な印象がなく、本書への信頼を損なう効果にしかなっていない。高濃度ビタミンCと断糖には科学的な根拠と経験的効果があるようなので、アーユルベーダがなければ本書の説得力は倍増したと思うのは残念。

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2019年01月20日

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