あらすじ
「整形して人生変えたい。自分を好きになりたい」
幼少期から10年以上、ブサイクな顔に苦しんできた日々。そんな人生を変えるために選んだのが、「整形」だった――
生きづらい人生の葛藤と解放を描いた、衝撃のノンフィクションマンガ。
ブサイクは整形をするとどうなるのだろうか?
ずっと妹とくらべてきた母、女は就職して結婚して子供を産むのが一番と長年言ってきた父、
「寝てるのか~(笑)」とからかってきた同級生の男子、「目、開いてる~?」といじってきた上司。
頭では人は人、自分は自分、とわかっていても心がついて来なくて辛かった日々だった。
ブサイクだった自分が、ブサイクと向き合って、整形して歩んできた人生をありのままに描きます。
『マンガで分かる心療内科』原作者で精神科医のゆうきゆう先生コメント
「外側を変えれば、内側も変わる。美人にも、そうでない人にも読んでほしい」。
「否定され続ける人生に共感して涙」「まるで自分を見ているよう」「生きる勇気をくれてありがとう」など、圧倒的反響を呼んだ7話に50ページ以上の描きおろしを追加。
生きづらさを感じるすべての女子に読んでほしい傑作です。
感情タグBEST3
整形するとかしないとか
親の言葉によって作られたコンプレックスと、付随する『もっと頑張らなきゃ』という自分の意識。がんじがらめに縛られた筆者さんがもがきながら、表面も内面も、自分で自分を再構築していくエッセイでした。
整形、という言葉だけで倦厭するのはもったいない。何か息苦しい、つらい、そういう思いを抱えてる人は一度手に取ってみることをオススメします。
Posted by ブクログ
コミックエッセイが読みたいターンだった時に買ったやつです。
実際に整形をした作者さんが、整形をするまでの葛藤と整形後の葛藤を描いた漫画でした。
作者さんは、幼い頃に親から言われたことがきっかけで整形を考えることになって、整形をする前もしてからも「それがバレないか?」って葛藤をしているわけなんですが。
物語は、「整形をしたから全てが解決するわけではない」ってところに一旦落ちて、そこから少しだけ前向きになれたところで終わっていました。
そして、あとがきで今は結婚して幸せだよ! って描いてらっしゃるんですが。
ちょっと待って私は「幸せ」って思えたところまでのプロセスが知りたい。
足りない。
そこがものすごく大事なんだと思うんですけど……!? って一番、読みたいところを断ち切られたような気分になった。
まあ、事実は事実だからそんなに小説みたいにドラマチックにはいかないんだと思うので難しいですね……。
あと多分、そこまで入れると一冊に収まらないから整形をしたって話がボケちゃいますよね……。
難しいです。