あらすじ
・Connected=ネットワークに常時接続したつながるクルマ
・Automomous=自動運転
・Shared & Service=シェアリング&サービス
・Electric=電動化
4つのキーワードが、クルマの価値を根本から変えようとしている。
■長く世界の製造業を牽引してきた自動車産業は、100年ぶりとも言える大きな岐路に立っている。「CASE」への対応が、自動車メーカーとそれに連なる部品サプライヤー、サービス企業の命運を握るとされ、各社は必死の対応に追われている。業界の外からは巨大IT企業が、そして世界最大の自動車市場を有する中国が、市場攻略をうかがっている。
■人工知能(AI)による自動運転などのニュースが毎日のように飛び交い、電動化したクルマが一般道を縦横に走る社会がすぐにでも到来するかのような夢をふりまく論者もいる。しかし、遠いと思われていた「未来社会」は、すぐそこまで来ているのだろうか。それは、どのようなプロセスで実現するのか。
■マイカーの完全自動運転を実現するには、技術的・社会的に高いハードルが待ち受けている。電気自動車(EV)に搭載する電池のコストは容易には下がらない。各種インフラの整備には相当の時間を要する。多くの困難を承知でEVに前のめりとなる欧州や中国の戦略の背後には何があるのか――。
■日本を代表する自動車アナリストが、グローバルな視点から、2030年を見据えたクルマと自動車産業のリアルな将来像と日本企業勝ち残りのためのソリューションを提示する。
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Posted by ブクログ
MaaSはPOV(個人所有車)の稼働率より高いため、
自動車台数は減る。
付加価値が部品メーカーに移行
中古車価格低下
MaaS車両価格高額化
トヨタ中古車画像システム=GAZOO
リーフ
322万円、電池110万円
1kWhあたり2.7万円
→2030年に1万円で254万円>プリウス242万円
効率の悪い電池をEV、PHV、HVミックスでCO2削減
2030年ではEVは8%?
HV38%、エンジンのみ54%
電子プラットフォーム
:BMW・BOSCH Autosar
:TOYOTA・DENSO
ブレーキ、ステアリング部門が無い
TRI-AD 自動運転合弁会社
トヨタMaaS
ロータリ―レンジエクステンダー
水素化可能(燃焼と排気が別)
トヨタは2050年にすべて電動化
NEV 中国新エネルギー車
生産能力400万台に対し販売目標は200万台
不採算事業へ
本年は電池のコスト競争力でエンジンを補うこと
欧州自動車戦略
標準化とオープン化の枠組み
ディーゼルなど技術主導権で世界のデファクトへ
サービサーに使いやすいMaaS車両
イノベーションはイミテーション(模倣)から
始めなければならない、そしてカイゼン(豊田社長)