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Posted by ブクログ 2018年12月09日
IBMでは、WatsonをAIや人工知能とは呼びません。「コグニティブ・システム」「コグニティブ・コンピューティング」「コグニティブ・テクノロジー」といったように使っています。「コグニティブ」とは直訳すると「認知」という意味です。知覚や記憶、推論、問題解決を含めた知的活動を指すとしています。
...続きを読むIBM Watson日本語版の6つの機能と技術
自然言語処理
1自然言語分類:人間の会話から意図や意味を理解するための技術
2対話:個人的なスタイルに合わせた会話を行う技術
3文書変換:PDFやWord、HTMLなどの人間が読める形式のファイルをWatsonが理解可能な形式に変換する技術
4検索およびランク付け:膨大なデータの中から最適解を導き出すための、機械学習を利用した検索技術と複数回答のランク付け
会話 日本語で会話するための聞く/話す技術
5音声認識:人間の話した声を文字に変換する技術
6音声合成:人間の声を人工的につくり出し、発話する技術
ボストン社レイバート氏
「ロボットをエンターテインメントに活用することに関しては、ロボットの可能性を活かせる場所のひとつと考えています。人が集まるイベントやショーにロボットを連れていくと、みんな喜んでくれて、一緒に写真を撮りたがります。さらに、デリバリーでもロボットは活用されるでしょう。倉庫においては、約1兆個の荷物が動いているわけです。それだけの小包が、現在はまだほとんどが人間によって運ばれています。物流ではまだ自動化はほとんど行われていません。そして警備。これは来年くらいにはもっと色々なケースが出てくるのだと思います。建設分野は難しい領域ですが、多くの企業が興味を持ってくれていて、アプローチのチャンスがあると考えています。私はパートナーと一緒に福島に行ってきました。ここではロボットで継続的な取り組みが行われています。人間が入っていくことが難しい場所にロボットを入れるということは重要な取り組みです。そして、一番大きな分野は介護です。私の母親にもロボットを活用した介護をしてあげたいですし、私自身介護が必要になった際には、子どもたちにはロボットを活用してもらいたいと思っています。短期的に実現できるものと長期的に実現していくもの。未来の計画というのは、限界を取り除いて進化させていく必要があります。」