あらすじ
失業中の吉永シロウは、昔のバンド仲間であるドラムとふたり暮らし。ある深夜、突然気づく。「俺は、ヘリ(水際)に立っている!」。人生の崖っぷちに一念発起、シロウはドラムに勧められるがままに小説を書きだすのだが…。ポップでロックな青春小説。
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Posted by ブクログ
若いというか、自分と同じ世代の人の軽くて、でも年齢的にどんどん負荷が大きくなっている悩みの種を、独特の語り口調で綴っているので、同じ年くらいの人を想像していたら、42歳だそうな。10年前に書き始めたらしい小説。でも、下北の喧噪とか、バンドをやっている人の不安定感とか、主人公が聴いている音楽なんか、な〜んにも変わっていない、なんの違和感もないってことにすんごくびっくり。